オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

2016年10月

クーリー・デュテイユ シノン・ブラン

ちょとワインでも呑もうと思って思い出したのがワインの一つが、タイトルのワイン。
 ロワール地方のシノンを代表する生産者、クーリー・デュテイユ。
 クーリー・デュテイユ・シノン・クロ・ド・レコーは、カベルネ・フランを使った単一畑のワインが有名。 ミシュラン三ツ星御用達らしい。
 でも、カベルネ系のワインが苦手なオイラは、たたき売りされてたタイトルのクーリー・デュテイユのシノン・ブランを何も知らずに手に入れて、ロワールだからソーヴィニオン・ブランと思って呑んだら、くりびつてんぎょー。
 知っていればもっと寝かせてから呑まなければいけないワインだったと。
 一般的に、ロワールのワインは、赤よりロゼ・ダンジュとソービニオン・ブランによる白ワインが広く知られてるんじゃまいかと。
 白ワインが有名といっても、サンセールやピュイ・イ・フュメに何千円も出すのは、自分含めて惜しいと思って、そのの金額出すならブルゴーニュの銘醸を手に取る人が多いと思う。
 でも、ロワールには、ブルゴーニュのシャルドネに匹敵する、葡萄品種シュナン・ブランがあるのね。
 でもって、シノン・ブランがシュナン・ブランな訳で、レ・シャントーという畑名だたのは記憶にないものの、やはりロワールはシュナン・ブランに止めを刺すなと。
 サンセールやピュイ・イ・フュメもいいけれれど、ヴヴレー、サヴァニエール、シュヴェルニーで作られるシュナン・ブランによるワインは、ワイン好きなら一度飲む価値はあるかと。 出来れば5年~10年寝かせたのを。
 シュナン・ブランのいいのは、化ける。 ホント、化けるんさ。
 お試しあれ~。

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秋になるとなぜか炊き込みご飯が食べたくなるのはオイラだけ?

 新米の出回るこの季節。 おかずが必要ないくらい白米が美味しいのに、なぜか炊き込みご飯が食べたくなる
 炊き込みと言いつつオイラが作るのは、炊き上がったご飯に具材を混ぜて作る、所謂混ぜご飯。
 その朝も何を思ったか、炊き込みだ!となって、作ることに。
 きのこが何種かあったのでそれを使うことに。
 しめじ、舞茸、えのき、椎茸、そして刻み揚げ。
 軽量カップに鰹節を少し入れてから熱湯を150cc程注いでちゃちゃっとだしを取って、具材とだし、酒・みりん・醤油をてきとーに雪平に入れて、汁気がなくなるまで煮詰めて混ぜご飯の素の出来上がり。
 それを炊き上がったご飯に混ぜるだけ。
 こんな具合でス。
  DSCN4500
 見た目茶色一色で地味ですが、香りの良く滋味深い混ぜご飯。
 お試しあれ~。

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六文そば日暮里第2店

~お江戸で立ち喰いそばの備忘録~
 日暮里の立ち食いそば屋は朝が早い。 パン屋より早いな。
 一由そばは24時間営業だし、六文そば2号も某食○ログによると朝4時開店。 六文1号は7時とまあ普通か?
 午前3時の~♪♪ じゃないけど、午前5時の日暮里駅前、車も人の姿もあまりなく静か。
 東口エスカレータ降りて右手斜めに向かうと、黄色い看板がぼうっと浮かび上がってくる。 やってるやってる~。
 少し前に上京した時に一由そば食べたから、今度は久々の六文そば日暮里第2店で食べることに。
 お店覗くと先客なし。 店主が黙々と天ぷらを揚げている。
 この時間でもゲソ天が既にバットに沢山並んでる。 というかゲソしかない。w 
 もちろんゲソ天そば 290円を発注。
 着丼。いいねいいね。
  DSCN4465
 
新鮮な節の香りが立つ。 つゆを一口含むと、だしとかえっしの味わいが広がり、思わず唸ってしまった。
 そして、麺は興和物産の茹で麺のはずだが、一由とも六文@昌平橋とも違うような、ストレートな状態で、なおかつフレッシュさと腰があり、再び唸る。
 ゲソ天を乗せてからつゆをかけてるはずなんだけど、天にはつゆがかかっていなくて、ガリガリの天が楽しめ、これまで食べた六文2号の中で、こんなにいい状態のそばに当たったの初めてと感じるくらい出来が良かったッス。
 素晴らしい! 満足満足。 あらためて六文2号はいいなと。
 ごちごちでした~。
  
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カーラのゲーム 上・下 ゴードン・スティーヴンズ

作品:カーラのゲーム 上・下 創元ノヴェルズ文庫 2000
作者:ゴードン・スティーヴンズ
内容:「BOOK」データベースより
 ルフトハンザ航空3216便がテロリストにハイジャックされた。 人質奪還のためにヒースロー空港に待機するSAS隊員フィンの胸中をよぎる疑い ― リーダーは彼女だ。 いや、それはありえない。彼女はもう死んでいるんだ。 しかし―。1994年冬、内戦に揺れるボスニアで、ひとりの女とSAS隊員を結んだ運命の交錯。 それが十か月後、ヨーロッパの空に新たな戦いの火蓋を切る!重厚な筆致で物語る感動の冒険小説巨編、ここに登場。
  1994年、ボスニア。 カーラはすべてを失った。 最愛の夫を、たったひとりの息子を、そして、帰るべき祖国を。 残されたものはひとつだけ、砲声轟く冬の夜にSAS隊員が口にした“敢然と戦う者が勝つ”という言葉。 それを胸に、彼女は非情な戦士に生まれ変わった。 運命に翻弄されるのではなく、自らの手で運命を切り開くために。 あえてテロリストの汚名を着てまでも、彼女は世界を相手に挑む ― カーラのゲームを、カーラのルールで。
メモ:
 少し前に古本屋で何気なく手にとって購入した本。
 ボスニア・ヘルツェゴビナ独立に際してのセルビア人・クロアチア人・ムスリム人の三民族紛争が物語の前提にある。
 旧ユーゴスラビアの解体に伴うこの民族紛争について、ほとんど知識がないまま読み始めたため、調べてみたものの、長年に渡り民族紛争が続いてきたバルカン半島の歴史は複雑でわかりにくい。
 ざっくりと整理すると、旧ユーゴスラビアは、元々スロベニア、クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツゴビナ、モンテネグロ、マケドニアの6つの共和国からなっていたとのこと。そして、スロベニア人、クロアチア人、セルビア人、マケドニア人、モンテネグロ人の5つの民族が住み、言語も、スロベニア語、セルビア語、クロアチア語、マケドニア語の4種、宗教はカトリック、東方正教、イスラム教の3宗教と、日本の国土の67%ほどの小国に異なる民族、宗教、言語が混在・共存するという複雑な国。
 各共和国で民族主義が台頭し、1990年代に入ると各共和国が次々と独立を宣言。 ボスニア・ヘルツェゴヴィナは1992年3月に独立を宣言したが、セルビア人が約3割い、クロアチア人が約2割、ムスリムが約4割の民族分布の中で、それぞれの勢力が拮抗している状況にあり、覇権争い?権力闘争?が紛争の大きな要因だったそう。
 クロアチア人とムスリム人は共に独立と連邦離脱を進めようとしたのに対して、セルビア人は独立反対、連邦残留を主張していたので、3月の独立宣言直後から内戦状態となり、民族浄化などという常軌を逸した凶行に走り、泥沼化していった模様。 死者20万人、難民200万人という数字。
 写真で遠目から見る、ボスニアの街の美しさは、素晴らしい一方で、弾痕や砲弾の痕や崩れた建物の姿が沢山残っているのが痛ましい。
 島国で単一民族の日本人には想像も理解も超える世界だ。 サラエボ・オリンピックの後にこの紛争が起こっているのも何とも言えない。
 小説の中でも出てくるが、セルビアの民兵に町を包囲され、定期的に迫撃砲が飛んできたり、家の外に出て、食料を調達する時などにスナイパーの標的にされてしまうという凄まじい状況下で、いつも犠牲になるのは一般市民という視点から物語は進んでいく。
 カーラが主人公だが、別の主人公のフィン。 世界中で繰り広げられている紛争に周辺国や大国が介入する理由を作者が彼に語らせているが、正鵠を得ていると思う。
 小説とは言え、読み進んで結末に近づくにつれ手に汗握り、最後に涙が滲む。いい歳ぶっこいてね。久々にいい作品にあたった。

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ヨーロピアン野菜ミックス

 業務スーパーの商品第3弾。 ヨーロピアン野菜ミックスです。
 ジャガイモ・人参・小玉葱・芽キャベツの4種入り。 見てのとおりベルジアン?ベルギー産ですね。
  DSCN4495
 50
0g入りで150円くらいだったかと。 
 現在野菜高騰中なので、こういう時の庶民の味方ですね。
 寒くなるとシチューなんぞ食べたくなるので、買ってみたん酢。
 でもって、出来上がりがこちら。
  DSCN4498
 野菜は皆丸ごとゴロゴロ。
 芽キャベツはちょと苦味が強く、味は?な印象だたものの、他は上出来。
 ベルギーは一家に一台フライヤーがあると言われるほど、ポム・フリット=フライド・ポテト消費するそうなんで、ジャガイモはさすがに味は良かったです。
 うん、この冷食は使い勝手がいいと思います。
 業務スーパーのHPに商品紹介があるので、調べてまた買いましょ。
 
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