作品:殺し屋魂は消えず 二見文庫 1988
作者:ローレン・D・ エスルマン
内容:「BOOK」データベースより
800名の客を乗せた遊覧船がデトロイト川でテロ集団に乗取られた。 そんな大事件も、殺し屋のマクリンには全く無関係の出来事のはずだった。 しかし服役中の彼のボスが、自分の早期仮釈放を条件にFBIと裏取引を行なった結果、マクリンに事件解決への尽力を要求してきたのだ。 やむなくマクリンは凶悪な犯人一味に単身挑むが! アル中の妻、ヤク中の息子を抱えた異色の中年殺し屋登場。 ハードボイルドの気鋭が描く会心のアクション。
メモ:
殺し屋といっても、マフィアのお抱えみたいな殺し屋の物語。
内容のとおり、アル中の妻、ヤク中の息子を抱えた中年の殺し屋という設定。
獄中のボスと、娑婆にいる副ボスの思惑により、翻弄される主人公。
遊覧船乗っ取り事件の解決はいかに?なんだけど、そこに至るまでわりと面白く読めたな。