オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

2020年10月

木漏れ日

 森で空を見上げると、
  DSCN6192-1
 写真は、自分の記憶とはだいぶ印象が違うけど、風、色彩、香り、音だけ。
 秋の木漏れ日は染み入るな...。

沈黙のベルファスト ブライアン・ムーア

作品:沈黙のベルファスト ハヤカワ文庫 1993
作者:ブライアン・ムーア(CA)
内容:「BOOK」データベースより 
 ベルファストのホテル支配人ディロンの家に、突如IRAのテロ・グループが乱入した。 彼らはディロンの妻に銃を向け、ディロンに自分の車をホテルまで運転するよう強要する。 折しもホテルでは要人による講演会があり、IRAが車に爆弾を仕掛けて会場の爆破を計画していることは明白。 だがそこには大勢の宿泊客がいた。 妻の命と多くの人命の間で板挾みになるディロン。 絶体絶命の窮地に立たされた彼のとった最後の手段とは?

メモ:
 これまでのIRAを題材とした作品は、数多く読んできた。
 それらの作品は、もっと残虐で、苛烈な印象を受けたが、緊迫感が違う気がするのは翻訳の問題か?
 この作者の前作同様、拳銃を前にした主人公の最後が、実際にはどうなったかわからないという、尻切れトンボな結末は苦手かな。

たけ川うどん 富士河口湖町

 午前中、河口湖の近くに所用があり、出かけたものの、昼過ぎまでかかったので、何か食べようと思い、河口湖の駅から徒歩10分ほどの「たけ川うどん」で食べることに。
 休日だったので、混んでいるかなと思ったら店の前に何人かいたけれど、どうやら食べ終わった人たちだったみたいで、一人とお店側に伝えると、相席ですぐに入れた。

 このお店の特徴は、入って席に着く前に、店員さんに注文を聞かれること。
 メニューを知らないと面食らうかな。 知らなければ、メニューが決まったところで発注。

 とはいえ、メニューも限られてるからあまり悩む必要はない。
 うどんの温・冷のほか、有料のトッピングは、肉・わかめ・玉子のみ。
 天はなく、天かすが卓上に配備されてる。

 オイラはもちろん肉うどん。 サイズ?量?の確認で、中盛でと。
 そしてうどんが来たら、その場で会計。 合理的だ。

 何年ぶりだろ? 久々の「たけ川うどん」さん。
 店内はこれまでどおり、ほぼ満席。
 コロナが心配な人はやめといた方がいいかも。
 店員さんはちゃんとマスクしてるけど、基本相席。 席と席を隔てるものはないから。

 とはいえ、吉田のうどん食べるときに大声でしゃべりながら食べる輩はいないし、啜ることも難しい太く硬い麺を、ひたすらもぐもぐ食べないとならないからね。
 それに、食べ終わるとすぐに丼を下げに来るから。
 
 そして、あまり待たずに着丼。
  DSCN6216
 周りの人の丼を見ていたので、なんか小さい丼ぶりだ。
 気を取り直して、つゆを一口。 熱々ではないが、ぬるいわけではない温度。
 先日食べたつゆのような味噌寄りのつゆ。 出汁も効いてるけど端麗辛口な印象。

 うどんは、先日のお店より硬い。 乱切り状態な細いのと太いのが混ざってる手切りな強麺。
 アルデンテな感じで、いいね。 もぐもぐタイムだ。

 小さい丼ぶりと思ったけど、うどんがみっちり丼に入っているから、お腹は十分膨れる。
 女性も大盛り食べてて、皆よく食べるな。
 後から気づいたけど、小盛 △50円というのがあったのね。
 そちらでもよかったかも。

 途中、すりだね、というよりラー油に近いのを加えて味変。
 入れすぎて食べ終わったあと、唇がヒリヒリしたのは内緒だ。w
 あと、卓上にギャバンの粉山椒があったのは、このあたりでは珍しいんじゃないかな。 かけてないけど。 
 天とかきんぴらとかないけど、シンプルで吉田のうどんらしいうどんでした。

 某ログの口コミに、みうら@富士吉田で修行されたとあったけど、そちらはまだ行ったことがないからそこはよくわからない。

 ごちそうさんでした~。

夜の国の逃亡者 ブライアン・ムーア

作品:夜の国の逃亡者 ハヤカワ文庫 1987
作者:ブライアン・ムーア(CA)
内容:「BOOK」データベースより
 雨の夜、公邸へ帰る枢機卿の車が、暗殺者に襲われた。 運転手の一瞬の判断で枢機卿は難をのがれるが、その運転手は死亡した。 数時間後、災厄は再び訪れた。 公邸へ戻った彼を公安警察と称する男が拉致し、人里離れた建物の中に軟禁したのだ。 いったい何が起こっているのか? 不安と疑惑の霧を晴らすべく、枢機卿は脱出を決行、独力で調査を開始する。 執拗な追跡者の手をのがれ、闇の世界をさまよう彼は、やがて驚くべき事実を探り出した! 東欧の一国を舞台に、国家を揺がす隠謀を描くベストセラー・サスペンス。 CWA賞、ブッカー賞候補作。

メモ:
 「BOOK」データベースを見て、「隠謀を描くベストセラー・サスペンス」とあったのでこ購入した作品。
 枢機卿が主人公という時点で疑問を持たなくてはいけなかった。
 宗教弾圧でもないが、抑圧され、政府に対し、反旗を翻す教会の一派と、信仰に政治を持ち込むのはお門違いという枢機卿との攻防?な物語。
 う~ん、この作者の作品もう一冊購入したけど、大丈夫か?

衛星軌道の死闘 ボブ・ラングレー

作品:衛星軌道の死闘 新潮文庫 1996
作者:ボブ・ラングレー
内容:「BOOK」データベースより
 冷戦時代、ソ連の宇宙船スーチコ23号が不可解な事故によって墜落した。 14年後、そのSOS信号が南氷洋の海底深くから発信され、米ソ両国はそれぞれ極秘裏に回収作戦を開始した。 なぜ今になって信号が発信されたのか。 墜落の裏に何があったのか。 やがて元米軍将校をリーダーとする秘密組織の存在と、彼らの恐るべき野望が明らかになった・・・・・・。 壮大なスケールで描く国際サスペンス巨編。

メモ:
 本作は13作目の作品。
 南極の深海へ、宇宙へと舞台が広範にわたり、アメリカの作戦をなぜか英国SAS少佐が取り仕切り、危機を乗り越えていくという物語。
 でも、やはりこの作品も恋愛冒険小説だな。
 とりあえずこの作者の作品はここまで。
 やぱ、この手の作品は続けて読むと飽きてくるな~。
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