オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

2021年04月

凍氷 ジェイムズ・トンプソン

作品:凍氷 集英社文庫 2014
作者:ジェイムズ・トンプソン(US)
内容:「BOOK」データベースより
 フィンランドはユダヤ人虐殺に加担したか ― 歴史の極秘調査ともみ消しの指令を受けたカリ・ヴァーラ警部。 ヘルシンキで起きたロシア人富豪妻の拷問死事件の捜査においても警察上層部から圧力がかかる。 さらにカリを襲うのは原因不明の頭痛。 妻のケイトは彼を心配するが、臨月を迎えた妻をこれ以上不安にさせることはできない…。 激痛に耐えながら挑んだその結末とは? 好評極寒ミステリ第2弾!

メモ:
 カリ・ヴァーラ警部のシリーズの第2作目の作品。
  前作の事件が原因となり、住居をヘルシンキに移し、ヘルシンキ警察の殺人課に転勤した主人公。
  殺人事件と、フィンランド人のホロコーストへの加担について、平行して調べることに。
 偏頭痛と、IQ172の若い相棒、出産間近の妻、家に押しかけてきた妻の兄妹、戦時中の祖父、など、物語は混沌として進んでいく。
 前作より良くなってる?

懲りずにタコライス(蛸飯)

 スーパーでお安くなっていた、茹で蛸の足を購入。
 台風のような暴風の朝は、良く眠れなくて朝早く目覚めたので、タコライスです。

 いつものように、あのタコライスではない、所謂、蛸飯です。
 炊き込みを作ることに。

 だしになるよう、昆布を加え、長ネギと山椒の実を入れて、塩と醤油で味付け。
 三つ葉を刻んでおいて、炊き上がりに混ぜます。
  DSCN6433
 とても良い出汁が蛸から出て、相方のお気に入りの炊き込みご飯。

 水が少し多いかもと思ったら、案の定柔目の仕上がり。
 まあ、しゃーないな。

極夜 カーモス ジェイムズ・トンプソン

作品:極夜 カーモス  集英社文庫 2013
作者:ジェイムズ・トンプソン(US)
内容:「BOOK」データベースより
 フィンランド郊外の村の雪原に横たわる惨殺死体。 被害者はソマリア移民の映画女優で、遺体には人種差別を思わせる言葉が刻まれていた。 容疑者として浮上したのは、捜査の指揮をとるカリ・ヴァーラ警部から妻を奪った男。 捜査に私情を挟んでいると周囲に揶揄されながらも真相を追うカリだったが、やがて第二、第三の殺人が起きてしまう。 暗闇と極寒の地を舞台に描く、フィンランド発ノワール・ミステリー。 エドガー賞、アンソニー賞、ストランド・マガジン批評家賞ノミネート作。

メモ:
 カリ・ヴァーラ警部シリーズの第1作目の作品。
 名前を見てのとおり、作者はアメリカ生まれ。 現在は、フィンランド人の妻とともにヘルシンキに住んでるからか、舞台はフィンランド。 
 主人公のカリ・ヴァーラ警部の妻がアメリカ人というのも、逆の設定としたのかも。

 タイトルの「極夜」というのは、「白夜」の逆の現象で、太陽が昇らず、ずっと暗いままか、薄明かりの状態のことだそう。
 フィンランドの全土ではなく北部の地域で起きる現象で、約2ヶ月続くんだそう。
 その間「終わりなき夜に鬱々と大酒を煽る。」と書かれていて、酔っぱらって、衝動的に殺人とかが起きるらしい。
 なので、連続殺人事件は、まず起きないそうで、本家はアメリカとなるそうだ。

 脱線したが、この作品の中でも、マイナス40度から、マイナス32度で「暖かくなってきた」と表現されていたり、マイナス15度になったから、スキー場のリフトが動き出した、などと書かれていて、とんでもねーところだな、と。

 あと、主人公の性格とか、警察の捜査の様子とかが、他の北欧の作家の作品と似ているのは、気候風土の影響なのか?
 それにしても、悲劇的な話が、喜劇的な仕上がりになっているのはなんでだろう?

仮面の町 ジョン・バーレー

作品:仮面の町 ハーパーBOOKS 2015
作者:ジョン・バーレー
内容:「BOOK」データベースより
 郊外の小さな町で地元高校生が殺害された。 メッタ刺しのうえ体の一部が切断されるという猟奇的な手口に町中が怯えるなか、別の少女が瀕死の状態で発見される。 内臓には著しい損傷、肉を噛みちぎられた痕 ― 被害者らが息子と同じ高校に通う生徒だと知った監察医のベンは、事件を調べるうちにしだいに心を蝕まれてゆく。 やがて新たな死体が発見され、意外な人物が犯人像に浮上するが…。

メモ:
 警察小説だと思って買ったら、監察医の家族のお話。
 メッタ刺しに加え、噛みついて肉が抉られるというような猟奇的な殺人事件。
 ちょっと合わない作品だったかな。

春の嵐

 昨夜から今朝にかけて、台風のような風が吹いて、あまり良く眠れなかった。
 風の音もだけれど、家がミシミシいって大丈夫かと。

 とぎれとぎれに寝ては起きて。
 時間切れで、起き上がることに。
 月曜の朝から寝不足は、先が思いやられる。

 とはいえ、今週からは、待ってましたのGW。
 土曜日に甲州街道(甲府バイパス)を通ったら、長野方面へいく車の多いこと。
 お隣の緊急事態宣言発出前に逃げ出したか?

 観光関連産業の稼ぎ時に、水を挿す宣言発出。
 都知事はなーんもしてない気がするのはオイラだけ?

 甲府駅前のヨドバシが28日(水)にやとオープンする。
 純粋に嬉しいな。
 行ってみナイトね。
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