作品:爆魔 <上・下> 新潮文庫 2004
作者:ブライアン・フリーマントル
内容:「BOOK」データベースより
 ミサイルが国連本部ビルに撃ちこまれた― 双頭の弾頭にはサリンと炭疽菌が積まれていた。不発に終わり被害の拡大は免れたものの、ニューヨークやワシントンでは爆弾テロが続発。 捜査の結果、使用された爆弾はいずれもロシア製と判明した。 FBI捜査官カウリーは、急遽モスクワ民警のダニーロフに協力を要請する。 ふたりは、国境を越えて三たびコンビを組むことになったが…。

 国防総省のコンピューター・システムがサイバー・テロによって崩壊した。 商務省、農務省などの政府機関のシステムも一斉にクラッシュする。 不気味な犯行声明が送りつけられるが、犯人の意図は依然として不明。 そんな折、爆弾テロはモスクワをも襲った。 カウリーは至急、現地へと飛ぶ。事件の背後に見え隠れする邪悪なロシア・マフィアの存在。 そしてアメリカとの驚くべき接点とは。

メモ:
 ダニーロフ&カウリーのシリーズ第3弾。 始まりから途中までは、すらすらと読んでいけたけど、途中から読むスピードが落ちた。
 カウリーがアル中ハイマに陥りそうになったころから。 物語自体は、現代的なサイバー攻撃なんかも出てくるものの、物理的な攻撃はロケットランチャーというのも何だか古臭く感じた。 最後はラブ・ストーリーかよ!?ってなってまった。

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