作品:第四の核 上・下 角川文庫 1986
作者:フレデリック・フォーサイス
内容:「BOOK」データベースより 「要確認」
 〓イギリスに革命の可能性あり〓その分析がソ連書記長の決断を促した。4人の男が秘かに私邸に招かれ、極秘作戦の検討に取りかかった。 イギリスを直接のターゲットとし、世界の勢力図を一気に塗りかえることを狙った超ウルトラ作戦である。 プランは完成した。成功すれば西側世界に壊滅的な打撃を与えるこの作戦は「オーロラ」と名づけられ、ただちに最初のKGB工作員がイギリス潜入の途についた.

 「オーロラ」計画は始動した。 イギリスに潜入したKGB工作員のもとへ、世界各地から伝令が集結しはじめた。 彼らの任務は、ある兵器を組みたてるたれの部品を、巧妙なカムフラージュを施してイギリス国内へ運びこむことだった。 その頃、機密漏洩事件を調査中のMI5は、まったく意外な事実をつかんでいた。 それは「オーロラ」との初めての接点だったのだが…。 「悪魔の選択」に続き、再び大スケールで描く巨匠フォーサイスの力作。
メモ:
 悪魔の選択もなかなか良かったが、この作品は展開もスリリングでスピード感もあり、さらに良くなっていた。  そしてなによりエピローグで語られる内容がまたいい。
 フォーサイスの作品群を以前読んだときより、ここ何作か読み直してみて、あらためてこの作者のことを見直した。 少し前はフリーマントルに傾注していたが、逆転した感じ。
 やはりスパイものに関して、英国作家の作品は優れたものが多いなと思うね。米国の作家は、探偵物語や戦争ものは良い作品が確かに多いが、スパイものは英国に軍配が上がる気がするね。
 ヨーロッパという地理的な優位性もあるかもしれないし、また諜報技術に関して英国は優秀と評されていた(現在はどうなんだろ?)と記憶してるから、その影響もあるのかな?
 作品は、フィクションだけど、実在した英首相や書記長、はたまたフィルビーまで出てきたりして、リアリティーを与えている。

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