作品:アフガンの男 上・下 角川文庫 2010
作者:フレデリック フォーサイス
内容:「BOOK」データベースより
 2006年。アルカイダ幹部が逮捕劇中に死亡、そのパソコンからテロ計画書が発見される。 世界を未曾有の恐怖に陥らせる大規模テロ。 だが、米英謀報部がどれほど手を尽くしても詳細は不明だった。 そこで、1人の男に白羽の矢が立つ。 マイク・マーティン―かつて湾岸戦争の際にバグダッドへ潜入し、任務を成功させた褐色の元SAS将校が再び敵地へと送り込まれることになる!円熟の著者が放つ、軍事スリラーの金子塔。

 アルカイダという閉鎖的組織への潜入を成功させるために取られたのは、替え玉作戦。 現在は収監中のタリバン戦士、イズマート・ハーンに成りすまし、アラブ世界へ身を投じたマイクは、着々と進行するテロ作戦の実行部隊の一員となる。 潜り込んだ先は、船。 この船で一体、どんなテロを起こそうとしているのか? 折しも、豪華客船に各国要人が集うG8の開催日が近づいていた…。 混迷の現代社会に警鐘を鳴らす、超一級の物語。
 円熟の著者が放つ、軍事スリラーの金字塔。
メモ:
 パリに続き、容疑者逮捕のすぐ後で、爆弾テロが起こった。この作品の40頁に、「1990年以降1万9千という白紙のパスポートが盗まれたというベルギー政府公式発表があった」という趣旨のくだりが出てくる。
 事実なら、容易に白紙パスポートが手に入ったわけで、また地理的な要素もあり、テロリストの拠点となっているのもうなずける。
 読み始めたら、前に似たような作品があったな、と思ったら、サダム・フセインのクエート侵攻を題材にした「神の拳」の主人公が、再登場する作品。
 あと1作でとりあえずフォーサイスは終了。

 
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