作品:コブラ 上・下 角川文庫 2014
作者:フレデリック フォーサイス
内容:「BOOK」データベースより
 
「南米コロンビアから流入するコカインを撲滅せよ」。米大統領からの指令が下ったのは、「コブラ」の異名を持つ元CIA局員、ポール・デヴロー。 冷戦を戦 い抜き、対テロ戦争にも従事した男。 大統領からの全権委任状を取り付けたコブラは、「復讐者」ことキャル・デクスターを仲間に加え、任務を遂行する。 巨大 麻薬組織“兄弟団”を標的とする“プロジェクト・コブラ”が幕を開けた!国際謀略小説の巨匠による超一級エンタテインメント!

 
コロンビアの巨大麻薬カルテル“兄弟団”を殱滅するため、コブラは作戦を実行に移す。 敵組織幹部の娘を人質に裏切者リストを入手、それと同時に謀報網を駆 使して国内への密輪ルートを暴き出す。 対空用に爆撃機を配備、海上に武装艦を展開し、敵に姿を見せないまま鉄壁の組織を崩壊させてゆくコブラだったが、そ の作戦は大きな代償を強いるものだった…。 圧倒的なリアリティで描かれる、軍事サスペンスの最高峰。
メモ:
 手持ちのフォーサイス作品の最後。 主人公はアヴェンジャーに出てくるデクスターとコブラ。 
 麻薬撲滅という切り口は、フォーサイス作品の中でも異色な印象。 内容的には面白いけど、結末がなんとなく違和感。 ま、それも贅沢か。
 さて、お次は、リー・チャイルドに決定。 フォーサイスの後に読んで、どんな印象になるのかな?

 
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