立ち食いそばのブログで取り上げられてたムック本を購入してみた。
  
   
『蕎麦春秋』厳選! 極上 東京立ち食いそば

 わざわざ購入する必要もあまりないとは思いつつ、どこが取り上げられてるかなと思ってね、買ってみたんス。
 そして、中を見たら、最初の数ページは、「そばライター・渋谷なつが選ぶ 都内のお薦め16店舗」と題して、A級、B級のお勧め店が掲載されてる。 立ち喰いにAだのBだの区分する必要すら感じないから、何のこっちゃと思ったら、案の定、生麺都度茹で、だしをおごっているお店が並べられてる。 文殊@両国や、あきば@秋葉原などが入ってないのが意外だたけど。
 A級のお店に入ってる唯一の茹で麺のお店、加賀@初台に関しては、「せっかくなら麺にもこだわればいいのにと思ったが、かき揚げも麺も両方にこだわるスペースはないわな。」とバッサリ。
 立ち食いそばを評価する時に何をベンチマークとするかは人それぞれと思うが、そばは打ち立て茹で立ての三立て、だしはどこ産の鰹と昆布の云々が至上主義という目線で立ち喰いのそばを見ても何ら意味はないのにな~と、同じベクトルで評価してるのが何とも残念だた。
 街場の日式中華屋のラーメンと、麺や武蔵から始まった一杯1000円に届こうとするラーメンを比較するようなもんだから。
 まあ、蕎麦専門誌のライターが立ち喰いそばを評価させられるのもかわいそうな気もするけどね。
 その他は、これまで刊行されてる立ち喰いそばのムック本に網羅されてるような有名店が載ってるから、初めて手に取る人にはこの本はいいのかも。
 それにしても、一杯1000円も、300円でも、込められた気持ちは変わんないはずなんだけどね~。

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