作品:裏切りのノストラダムス 創元推理文庫 1981
作者:ジョン・ガードナー
内容:「BOOK」データベースより
 ある日、ロンドン塔にやって来たドイツ国籍の女性が奇妙なことをいいたてた。 新婚早々の夫が1941年にここでスパイとして処刑されたというのだ。 その夫だという男の名は、当時仏独両国で遂行されたある諜報作戦に関するファイルに確かに記載されていた。 しかし、ロンドン塔で処刑されたという事実はなかった。 この話に興味をおぼえたハービー・クルーガーが記録をたどっていくうちに、ノストラダムスの大予言を利用してナチ親衛隊内部にもぐり込み、巧妙な心理戦略を展開しようという、第二次大戦中の≪ノストラダムス作戦≫なるものが徐々にクローズアップされてきた・・・・・・。 意外な結末まで読者を飽きさせない畢生の大作。

メモ:
 ハービー・クルーガー三部作の第一作目。
 作品以前の問題で、字が小さくて年寄りには不向き。 なおかつ、一冊が分厚く持ちにくい。 次作の方がもっと厚いのは憂鬱。 内容はおいといて、とにかく読みにくかった~。

  舞台は、まだベルリンの壁があった冷戦時代の英国。 ロンドン塔を訪れた一人のドイツ女性の登場をきっかけに、第二次世界対戦中の諜報作戦を検証していくもの。 スパイものとしては動きは少なく、部屋の中での問答を中心に物語が進んでいくので、どうかな?と思いつつ、物語にどんどん引き込まれていく。
 この作家は、007シリーズが有名だが、この作品の方がずっといい。

  *畢生(ひっせい) = 一生を終わるまでの期間。一生涯。終生。の意

 
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