作品:ベルリン 二つの貌 創元推理文庫 1982
作者:ジョン・ガードナー
内容:「BOOK」データベースより
 東ベルリンのKGB先任将校が、冠状動脈血栓で急死した。 彼はかつて冷戦のさなか、ハービーの諜報網を崩壊させたほどの実力者だった。 だが、その死にまつわる奇妙な噂が囁かれていた。 死体には首がなかったというのだ。 そして、ある日突然この将校の副官が亡命してきた。 ピョートル・・・・・・亡命者が口にしたこの言葉を聞いたとき、ハービーの心はにわかに騒立った。 それは、ハービーの諜報網がこの男につけた暗号名で、東側の諜報員が知りうるはずもないからだ。 裏切り者がいるのか? それとも罠か? そして、首がない死体は何を意味しているのか? 諜報員非常な世界を描いて、衝撃のラストまで読者を放さない超大作。

メモ:
 ハービー・クルーガー三部作の二作目。 700頁を超える長編小説。 昔の作品だから一巻になってるが、今なら上・下巻になってる量。
 ライバルだったKGBの将校が死亡し、その副官が亡命したところから物語は始まり、何が真実でどれが偽装か?読者をも罠に掛けていく作者。 エリントにとって変わろうとしている冷戦下において、やはり最後はヒューミントなのだというスパイ物はやはり面白いな。
 天気のいい日に、ビール片手の読書三昧はたまりましぇん!

 
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