作品:ウィンターホーク 上・下 扶桑社ミステリー 文庫 1990 
作者:クレイグ・トーマス
内容:「BOOK」データベースより
 ベルリンの壁は取り壊され、いままさに米ソ両国は、歴史的な軍縮条約を結ぼうとしていた。 だが―。 ソ連最深部にあるバイコヌール宇宙基地から秘密連絡員が思いもよらぬ情報をつたえてきた。 打ち上げ間近のソ連製スペースシャトルに、レーザー砲が搭載されるというのだ。計画が成功すれば全世界はソ連軍部の思うままだ。驚愕した米大統領は、この窮地を打開すべく、かつてソ連最新鋭の戦闘機〈ファイアフォックス〉を盗み出した天才パイロット、ミッチェル・ガントに特命を下す。 ガントはCIAが奪取したソ連製ヘリコプターを駆って、アフガニスタンからソ連領内バイコヌールへと飛んだ。 〈ウィンターホーク〉作戦が発動されたのだ。

 ソ連製ヘリコプターで千キロを北上、ソ連空軍機の追撃を振り切り、はるかバイコヌールに潜入したガントだったが、すでにKGBが彼を待ち受けていた。 だがその男はなんと、戦闘機〈ファイアフォックス〉を奪われた責任を問われ、この宇宙基地に配転されてきたドミトリ・ブリャービン。 ガントは軍情報部の捕らわれの身となり、計画阻止は絶望かと思われた。 しかし軍部の恐るべき計画を知ったプリャービンも行動を起こした。 だが、バイコヌールはすでに完全に外界から遮断されていた。 その間にも、スペースシャトル打ち上げの時刻は迫る。 『闇の奥へ』で人気沸騰、クレイグ・トーマスがポスト冷戦時代を予見した、超大型冒険活劇サスペンス。 ここに登場。

メモ:
 ファイアフォックス、ファイアフォックス・ダウンの主人公ミッチェル・ガント。 ミッシェル・ガントだと記憶してたが,
普通ならマイケル、アメリカではミッチェルか?
 不可能な潜入任務に望むのは、前作同様。 見ていないけれど、どうもクリントイーストウッド主演映画の印象が強く、主人公を思い浮かべると、あの顔がちらついてしまう。
 この作者のミッチェル・ガントのシリーズより、パトリック・ハイドのシリーズの方が作品数は多く、こちらも面白くて、単行本含めてほぼ集めた。
 それにしても、この作者の描く主人公は、「生」に執着し、とにかく生き抜くことに全精力を傾けるのが、なんとも清清しい。

 
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