作品:レパードを取り戻せ 上・下 ハヤカワ文庫NV 1992
作者:クレイグ・トーマス
内容:「BOOK」データベースより
 アメリカとNATOの依頼を受けた英国は、ソ連がバレンツ海に敷設したソナー網の位置をつかむために、画期的な対ソナー装置〈レパード〉を搭載した原子力潜水艦プロテウス号を出航させた。 そんな折り、〈レパード〉を開発した科学者クインが突如失踪した。 ソ連側に拉致された可能性は充分にある。SISの工作員ハイドは捜査を開始する。 やがて重大な事態が起こった。 プロテウス号がソ連の周到な罠に落ち、捕獲されたのだ。

 プロテウス号は、バレンツ海に面したソ連の軍港に曳航された。 機密を守るために、〈レパード〉を一刻も早く取り戻さなければならない。 奪回作戦の指揮をとるSISの副長官オーブリーは、アメリカ海軍情報部のクラーク大佐をその軍港に潜入させる。 そして彼を援助すべく自らも、連れ戻したクインと共に対潜哨戒機に乗って飛び立った。 北の海に展開する息づまる奪回作戦の成否は? 名手がスリリングに描く傑作冒険巨篇。

メモ:
 ケネス・オーブリーとパトリック・ハイドが揃って出てくる最初の作品。 でも今回の主役はアメリカ海軍情報部のクラーク大佐なのかな?

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