作品:高空の標的 上・下 扶桑社ミステリー 1991
作者:クレイグ・トーマス
内容:「BOOK」データベースより
 極寒のタジク共和国山岳地帯から、必死の脱出行を続ける英国秘密工作員パトリック・ハイドは、ソ連軍用機の撃墜現場に出くわした。 なぜかそこには顔見知りのCIA部員の姿も見えた。 大がかりな陰謀の目撃者となったハイドは各国情報部の標的となる。 孤立無援の彼は、かつて命を救った上司のオーブリーに助けを求めるが―。 はち切れんばかりの迫力とサスペンスが溢れる待望の長編。

 秘密工作員ハイドは謎の撃墜事件と、もう一つの旅客機墜落事故との関連に気づいた。 陰謀の首謀者の手は、各国上層部にまで伸び、英情報組織の長オーブリーも完全に封じ込まれてしまった。 彼の姪キャスリンは、罠にかかってFBIから追われる身だ。 真相に近づいたハイドを守れるのは、今や彼自身のみ。 心身を極限まで酷使するハイドの凄絶な孤軍奮闘ぶりを描く、冒険小説の決定版。

メモ:
 前作での活躍により、オーブリーは凱旋。 一方のハイドはどさ回りで、陰謀に巻き込まれ、味方のはずのCIAや身内からも執拗に追われるという、この作者らしい展開で息つく間もなく読んでしまう作品。
 次の作品の展開も読める終わり方だが、結末は救われない。

 
人気ブログランキング