作品:ショックウェイブ 上・下 扶桑社ミステリー文庫 1991
作者:コリン・フォーブス
内容:「BOOK」データベースより
 英国情報部次長ツイードが、自宅で若い女性を絞殺したのちレイプし、現在逃亡中というショッキングな事件が起こった。 しかしこれはツイード追い落としを狙う対外安全相バックマスターの仕掛けた罠だった。 罠と知ったツイードはすかさずヨーロッパへ飛んだ。 現在担当している秘密プロジェクトを完遂させるため、つかまるわけにはいかない。 バックマスターは各国官憲のみならず、自分がつくりあげた国際的警備会社のスタッフ、さらにはプロの暗殺者を放ってツイード抹殺を図る。 ヨーロッパを舞台に“人間狩り”が始まった。

 ツイードが関わっている秘密プロジェクトは、画期的な戦略防衛構想の中心となる超大型コンピュータ、ショックウェイブの海上輸送だった。 アメリカからイギリスへ無事運ばれているか、定期的な暗号通信で安全を確認しなければならない。 だがすでに輸送船にはテロリストの手が伸びていた。 その黒幕こそがバックマスターだった。 アウトバーン、シュバルツバルト、スイス山中と逃亡を続けるツイードは逃げながらも敵の姿をあぶりだし、彼の無実を信ずる友人や部下と共に、逆襲に転じたのであった。 ツイードの運命は・・・。瑠友人や可ア割った

メモ:
 ニューマン&ツイードの物語も残りあと2作となった。 沢山在庫があったかと思っていたが。
 スタートが、
若い女性を絞殺したのちレイプ、という、小説の中で人をはめる時によく使うシチュエーションのような始まり方。
 ヨーロッパを舞台の逃亡劇。 描かれている場所や場面の映像が浮かんでくるから、映画化しても面白いかもしれない。
 ただ、何作も読んだにもかかわらず、未だにツイードの顔形のイメージが湧かないんだよね~。 不思議。

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