作品:パーフェクト・ハンター 上・下 ハヤカワ文庫 2012
作者:トム・ウッド
内容:「BOOK」データベースより
 プロの暗殺者ヴィクターは、依頼どおりに標的の男を射殺し、男が持っていたフラッシュメモリーを奪った。 だが、その時から彼は殺し屋に襲われ始める。 彼は知らなかったが、フラッシュメモリーにはロシアの軍事機密が記録されており、CIAがそれを受け取るはずだった。 ヴィクターは殺し屋を次々と倒し、自分の命を狙う者が誰なのか突き止めようとする。 やがて彼は、暗殺の仕事を仲介する人物に会い、意外な事実を知る。

 仲介者の話では、ヴィクターの殺害に失敗した首謀者が、今回の暗殺計画の関係者全員を抹殺しようとしているという。 ヴィクターは仲介者に協力し、首謀者の正体とフラッシュメモリーの中身を解明しようとする。 だが敵は凄腕の殺し屋を差し向けていた。 しかも、ある事情でヴィクターを追うロシアの情報機関が軍事機密の流出を阻むべく動き始めた。 壮絶きわまりない戦闘の行方は?期待の大型新人が放つ冒険アクション巨篇。

メモ:
 暗殺を生業にしている人が主人公のシリーズ作品はわりと限られている。
 ロバート・ラドラムのジェイソン・ボーン・シリーズ、ローレンス・ブロックの殺し屋ケラー・シリーズ、バリー・アイスラーのレイン・シリーズ、マーク・グリーニーのグレイマン・シリーズなどなど。 でもって、この作者のヴィクターのシリーズ。
 主人公は、ラドラムのジェイソン・ボーンのように火器・ナイフ・爆薬・肉弾戦において超人的な能力を発揮し、請け負った暗殺直後から、執拗な襲撃をくぐり抜け、その理由と首謀者に迫る物語。
 ラドラムのボーンは、マシン的な?あまり人間味を感じないが、汚い言葉を嫌ったり、誡告をしたりと、ヴィクターの人格はより人間的に描かれている。
 作品は、あと1作のみ。 もたいないな。

 
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