作品:噛みついた女 ― ヒューストン連続殺人 新潮文庫 1987
作者:デイヴィット・リンジー
内容:「BOOK」データベースより
 巡回中のパトカーの前に、突然女が飛び出した。 倒れた彼女を助け起そうとした警官は、思わず悲鳴をあげた。 女が頬に噛みついたのだ!二人がかりでやっと押えつけた時、女は痙攣し息絶えた。 彼女は名を知られた高級娼婦だったが、続いて三人もの娼婦が不審死を逐げ、ヒューストン警察の捜査はまったく行き詰ってしまった―。 不気味で特異な犯人像を描くサイコ・スリラー。

メモ:
 テキサス州
ヒューストン警察シリーズ。 サイコ・スリラーとあるが、普通の警察小説のような気がする。
 主人公のヘイドン刑事は、高級住宅街に住み、服装も金のかかったスーツを着る裕福な殺人課の刑事。 このことだけで既に「普通」じゃないか?w
 仕事に対して真摯に取り組んでいるが、本人は以前のように情熱を傾けるのが困難になりつつあることを自覚し、仕事を止めたいと思っている。
 物語はタイトルのとおり、パトロール中の警官が女に噛みつかれた場面から始まり、その後女は苦悶しながら死を遂げる。
 そして、コールガールが同様の死に方をして、連続殺人事件に発展。 
 途中犯人もわかって、立証する部分を描いていくので、謎解きとしての面白さはないが、犯人を追い詰めていく面白さはある。 好みの問題。



 
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