作品:ガラスの暗殺者 上・下 新潮文庫 2000
作者:ディヴィッド・L・リンジー
内容:「BOOK」データベースより
 ロシア・マフィアの超大物“クルパティン”がヒューストンにやってくる―。 FBI特別捜査官のケイトはおとり捜査を命じられた。 色仕掛けでクルパティンに近づき情報を入手しろというのだ。 極めて危険な任務であるにもかかわらず、ケイトは同僚でもあった夫の死を乗り越えるために、任務を引き受けることを決意する。 そして、彼女の腕には最新鋭の極小盗聴器が埋め込まれた…。 情事のベッドは血塗られた。 美貌のロシア女性は淡々と男たちを闇に葬っていく。
 
 クルパティンのかわりにヒューストンにやってきた女性の美しさに一同は息を呑んだ。 イリーナというこの美女はクルパティンの愛人だった。 ケイトはイリーナへの接近を試みる。 しかし彼女はただの愛人ではなかった。 ケイトはイリーナの信用を得る一方で、彼女の殺し屋としての才能を目の当たりにし戦慄を覚える。が、次第に彼女を愛するようになる。 イリーナの決死の計画を知らずに…。 完全無欠の暗殺者にFBI女性捜査官が仕掛けた罠…女と女、命懸けの心理戦。

メモ:
 
ヒューストン市警ものは終わったが、物語は同じヒューストンが舞台。
 内容のとおり、
FBIの女性捜査官がロシア・マフィアのドンに迫る、というよりは、もう一人の主人公であるイリーナの物語に近い。
 その美しさが故の転落から自由を勝ち得るためにドンからの殺しの指令に応えるが、最後にドンの暗殺を狙うが...。
 結末は見えているが、なかなか面白かった。 最後も予定調和といったところか?

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