作品:四十七人目の男 上・下 扶桑社ミステリー文庫 2008
作者:スティーヴン・ハンター
内容:「BOOK」データベースより
 間もなく60歳を迎えるボブ・リー・スワガーはアイダホ州クレイジーホースからかなり離れた未開地で開墾に精を出していた。 そこへ矢野と名乗る日本人が訪ねて来る。 矢野の父は硫黄島で玉砕していた。 その父が携えていた軍刀をボブに捜して欲しいと言うのだ。 さらに、あの戦闘でボブの父と矢野の父は直接対決していた可能性があるとも付け加えた。 矢野の言動に好感を抱いたボブは彼の意を汲み、軍刀捜しの協力を快諾した。 暫らく後、ボブはそれと思われる軍刀を手に入れ、日本へ向け旅立った。

 矢野一家は惨殺され、件の軍刀は何者かに持ち去られていた。 ボブは矢野の敵討ちと軍刀の奪還を決意し、剣術を体得すべく道場で厳しい稽古の日々を送ることになった。 数奇な過去が隠されていた日本刀。 それはあたかも妖気を放つように、事件を誘発していく…。 そしてボブは日本刀を手に最終対決に臨む。 かつて父アールが名誉勲章を授与される場で、なぜバーボンを飲んでいたのか。 ついにその理由が明らかになる。 “サムライ映画”にのめり込んでいたハンターが日本を舞台に放つアクション巨編。

メモ:
 やけに刀とかに詳しい思ったら、作者が“サムライ映画”にのめり込んでいたとは知らなんだ。
 今回の敵は
AV会社の大物というのもなんだかな~な。
 まあ、ヤクザやAV、歌舞伎町の花園神社や靖国神社などが出てきたりして、外国人から見た日本はこんなん映るのね~。
 内容的には勧善懲悪、時代劇というか出来の良くないチャンバラ映画を見ているような印象だたな。
 

 
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