作品:殲滅の銃火 サーチ&デストロイ 上・下 竹書房文庫 2016
作者:ジョシュア・フッド
内容:「BOOK」データベースより
 “戦争狂”と呼ばれるアメリカ陸軍大佐バーンズが、連絡を絶ち部下と共に姿を消した。 中東における政府の方針に不満を抱いていた彼は、アメリカ軍の基地を襲ったのち、生物兵器を使用しひとつの村を壊滅させる。 さらにバーンズは一般人を犠牲にすることをためらわない、非情なやり方でテロリストを惨殺していく。 一方、バーンズに関する調査を進めていた特殊作戦部隊所属のルネ・ハートは、やがてひとりの男に行き着く。 その男の名は、メイソン・ケイン。 バーンズの元部下で優秀な兵士だったが、いまはテロリストとして世界各国の抹殺リストに載っているという。 すべての謎の中心にいるメイソンとは何者なのか? 元空挺師団の著者が放つ、臨場感溢れるミリタリーアクション!

 ルネ・ハートがメイソン・ケインの情報を集めている頃、メイソンもまたバーンズ大佐の真の目的を探ろうとしていた。 あらゆる手段を使い真実に近づいていたメイソンだったが、CIAに捕えられ、バーンズを止めるためにアメリカ軍に協力することを求められる。 選択の余地がないメイソンはルネと共にバーンズの行方を追うが、その影に巨大な陰謀が蠢いていることに気づく。 やがてメイソンは背中を預けられる、ひとりの兵士としてルネを信頼するようになっていく。 幾多の困難を乗り越え、シリアでの最終決戦に向かうメイソンとルネを待ち受ける運命は―。 『アメリカン・スナイパー』の著者もそのリアルさを絶賛した本格軍事小説!

メモ:
 臨場感溢れるミリタリーアクションンとあり、読んでみるかと購入した作品。
 ミリタリーアクションンは戦場での混乱が描かれ、その部分では確かにリアリティがある。  
 一方で、いくつかの物語が平行して進んでいて、誰がどちらの側についているのかがわかりにくく、最初は少し読みにくかった。
 この作品は続きがあるみたいな終わり方をしたが、続きを読みたいかというとなんとも言えない。

 
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