作品:シリウス・ファイル 新潮文庫 2004
作者:ジョン・クリード
内容:「BOOK」データベースより
 英国の秘密情報部MRUに属するジャックに、奇妙な任務が下された。 1970年代初頭、北アイルランドにパラシュート降下した工作員の死体を探し出し、その所持品を持ち帰れというのだ。 ただし、目的はまったく明かされない。 疑念を抱きながら、自前のトロール船でアイルランドへの航海に出たジャックを、何者かが銃撃してくる! 冒険小説復権の鍵を握る、英国推理作家協会賞受賞作。

メモ:
 ジャック・ヴァレンタイン三部作の第一作目の作品。
 IRAの闘志やロンドン警視庁の警部補、米国情報部員なんかも出演。 そして荒れ狂う嵐の海をチェイスする場面がメインになるのか。
 2作目の作品を以前読んでいるけれど、その時の印象とだいぶ違って、なかなか面白く読めた。