作品:裏切りのネットワーク ハヤカワ文庫 1985
作者:ショーン・フラナリー
内容:「BOOK」データベースより
 元CIA屈指の辣腕部員だったウォレス・マーニーが不審な死をとげた。 彼は死の直前、科学者の息子ジョンに手紙を送っていた。
 そこで明かされたのは、東西を問わず世界各国の情報部にスパイを潜入させている謎の巨大組織の存在。
 が、当の組織も手紙の内容を知ってジョンの抹殺を試み、その妻子を惨殺。 ジョンは非情な復讐者と化し、敵の血を求めてヨーロッパへ飛んだ。
 一方、事態を探知したCIAの極秘作戦も、時を同じくして動き始めていた・・・・・・。
 斬新なプロット、壮大なスケールで描く、アメリカ探偵作家クラブ賞候補の傑作スパイ・サスペンス!

メモ:
 「謎の巨大組織」というと007でいうところのスペクターとかか? などとバカなこと言ってもしょうがないけれど、家族皆を殺されたと思って、復讐に燃える息子ジョン、不死身だ...。
 面白いから問題ないんだけど、スパイ・サスペンスというより、スパイ・アクションのよう。 
 この作家の作品はもう一作残っている。