作品:ルーズベルト暗殺計画 上・下 新潮文庫 2008
作者:デイヴィッド・L. ロビンズ
内容:「BOOK」データベースより
 ’45年1月1日、謎の女が合衆国に潜入した。浜辺に残された遺体が告げるのは凄腕の殺し屋の存在。 任務と目されるのは ― ルーズベルト大統領の暗殺。 シークレット・サーヴィスから助力を請われ、捜査を開始した暗殺史の専門家で歴史学教授のラメックは、過去の膨大な記録から、驚異的な暗殺者の実在を知る。 史実を基に、いま暴かれる虚々実々の駆け引き。 サスペンス巨編ついに開幕。

 中世から続く伝説の暗殺者集団の末裔ジュディスは、なんなくワシントンDC内に身を潜めていた。 華麗な体技と緻密な計算をもとに、刻一刻と大統領へと肉薄していく美貌の殺し屋。 一方、ラメックの追跡は徐々に距離を縮めるが、つねに先を越され、彼女を取り逃がす。 チャンスは一度、教授が仕掛けた最後の罠の成否は…。 ルーズベルト大統領、最後の4ヶ月間の謎がいま明かされる。

メモ:
 お店で裏表紙読んで面白そうだと思い購入したものの、なんだか読んだことのあるような記憶。
 在庫管理がしっかりしていないため、同じ本をダブって購入するへまを何度もしているから、この作品もそうなのかもしれない。
 内容的には、戦争末期の大統領暗殺がテーマだが、その裏にある思惑が面白い。