作品:略奪者 ハヤカワ文庫 1997
作者:J・C・ポロック
内容:「BOOK」データベースより
 第二次大戦中にナチが略奪し、行方知れずになった数々の名画。 それらをひそかに買っていた人物のリストが、ドイツ赤軍派のシュトラッサーの手にわたった。 活動資金を得るため、彼はリストの人物を襲って絵を奪いはじめる。 そのあとを追う、CIA対テロリスト課のセムコとモサドの女性部員レイチェル。 そして、ロシアの対外情報部も追跡戦に加わった。 プロフェッショナルたちの壮絶な死闘を描く、迫力のアクション巨篇。

メモ:
 第二次大戦中のナチの略奪をはじめ、戦時中のやりたい放題は、いずこも同じ。
 隣国では、日本を陥れるために共同戦線を張って、自国のヴェトナム戦争時のことはまったくなかったことにしたよな、世界中に向けた布教活動に勤しむ厚顔な外交手法。
 声を上げられたら、一つ一つ潰していくしかないんだけど、弱気な日本はそれをしてこなかったから、銅像が蔓延るんだよな。 たまんねーな。
 それはさておき、街中での銃撃戦やカーアクションなどが散りばめられていて、映画の脚本を読んでいるよう。
 主人公は、ロバート・ラドラムのジェイソン・ボーンというか、ダニエル・クレイグ演じる007のような印象か?
 アクションだけではないので、わりと楽しめた。