作品:007/赤い刺青の男 ハヤカワ・ポケット・ミステリ 2003
作者:レイモンド・ベンスン
内容:「BOOK」データベースより
 世界を震撼させる新手の細菌テロか? 東京発ロンドン便の機中で若い女性が高熱を発して急死、日本で製薬会社を営む彼女の家族もまた東京近郊の自宅で同じ症状を呈して死亡した。 遺体には蚊の刺し痕が…事態を重く見た日本情報部の要請で、英国情報部はジェイムズ・ボンドを日本へ急派する。 日本では緊急のG8サミットが開催される予定なのだ。 日本へ飛んだボンドは、旧知のタイガー田中と協力して事件の謎を追う。 東京で殺し屋の襲撃を退け、特急列車で一路、謀略渦巻く北海道、そして瀬戸内海へ! 世界転覆を企む巨魁との対決の結末は。

メモ:
 レイモンド・ベンスン作品の第2作目。 実際は6作目にあたるのだけど、翻訳が2番目なのでその順に読んでしまった。
 作品はそれぞれ独立しているので、影響はあまりないかと。
 物語の舞台が日本であるため、イアン・フレミング作品の「007は二度死ぬ」に出てきたタイガー田中も、作品に出てくる。
 映画では、タイガー田中は丹波哲郎が演じたんだよな~と。