作品:殺人は血であがなえ 創元推理文庫 1971
作者:ハドリー・チェイス
内容:「BOOK」データベースより
 マイアミをしのぐ観光都市セント・ラファエル。 世界でいちばん金持ちの多い町。 欲しいものならなんでも手にはいる。 女でも、政治でも、ひとの命でも・・・・・・ この美しい海岸で、プレイボーイの私立探偵が殺され、相手の女が消えた。 その犯人を追う同僚の探偵ブランダンと悪徳の町に君臨する財界の怪物との対決。 棕櫚の木陰にしかけられたなやましい罠。 鋭利な氷かきによる連続殺人は、はたして、プロの殺し屋のしわざだろうか? きみの目の前で、犯人はわらっている。

メモ:
 ハードボイルド = 私立探偵が主人公という作品が多く排出されてきたが、現代では古典的な印象を受ける。 牧歌的とでもういうかなんというか。
 物語としてはよく出来ているんではないかと。
 アマゾンで、9000円の値付けがされていてビツクリだ。