作品:スパイは黄昏に帰る ハヤカワ文庫 1985
作者:マイケル・ハートランド
内容:「BOOK」データベースより
 1972年、英ソ間で囚人の交換が行われ、ソ連の女性政治犯アンナが釈放された。 それから6年後、一人の中国人がネパールの英大使館に重大な情報伝えんとして惨殺される。 英国情報部のデイヴィッド・ネアンはこの事件の調査を香港の現地主任フーに下命した。 その結果、殺害犯と目されたのは実業家リン。 そして彼の過去がアンナの数奇な運命と交差していた事実の露見を端緒に、ネアンたちの前には東アジアを揺るがす大がかりな密謀が見え隠れし始めた・・・・・・。 ル・カレ、デイトンに比肩すると絶賛された大型新人が放つ傑作エスピナージュ

メモ:
 アリステア・マクリーンの後に何を読もうかと考えていたところ、件の作品の巻末に紹介されていた作品に興味を引かれ購入したもの。
 ブログで確認すると、一冊この作者の作品は読んでいた。
 そして、家の中を探したら見当たらない。 売っ払っちまったか?
 ということで、翻訳されてる5冊をまとめ買いして読み始めたしだい。
 この作品は、舞台が香港。 核兵器に絡んだ物語。 誰がどちら側のスパイなのか最後までわからない。
 「ル・カレ、デイトンに比肩すると絶賛」とあるが、比較の問題ではなく好みの問題で、オラとしては好みの方かな。