作品:裏切りへの七歩 ハヤカワ文庫 1985
作者:マイケル・ハートランド
内容:「BOOK」データベースより
 東欧の一国を標的にした西側の極秘作戦の内容を探りだせ--突如現われた男の脅迫に、ウィーン駐在の英国国連大使ウィリアム・ケーブルは慄然とした。 拒否すれば過去の後ろ暗い秘密が暴かれ、現在の地位と生活が崩れ去る。 しかも愛する娘が人質にとられているのだ。 一歩また一歩と追いつめられていく彼は、ついに英国情報部の副長官デイヴィッド・ネアンに助けを求める。 だがケーブルは知らなかった--やがて始まる英ソの苛烈なスパイ戦に、自らも巻き込まれていくことを! 期待の大型新人が斬新なプロットで描き上げるスパイ・スリラー

メモ:
 マイケル・ハートランドの2作目であり、英国情報部の副長官デイヴィッド・ネアンのシリーズ2作目。
 東西スパイがひしめき合うウイーンを舞台に、過去と現在を行き来しつつ物語は進む。
 ヴェトナム戦争やユダヤ人迫害、イスラエル・パレスチナ問題などにも絡めていてなかなか興味深い作品。 
 閑話休題。 小説を読んでいて、特に古めの作品では、読み方や意味のわからない漢字が時々出てくる。
 「橋頭堡」もそのひとつ。 「きょうとうほ」と読むそうな。
 意味は前後関係からもよくわからなくて、調べたら「橋を守るためにその前方に築く砦。 また、
川・湖・海などの岸辺近くで、渡ってきた部隊を守り、その後の攻撃の足場とする地点。」だそう。
読んで字のごとし、といえばそうなんだろうけど、軍事用語ということなんだろね。
 漢字3文字でよく表してるなと感心してしまたな。