作品:恐怖の国境線 二見文庫 1989
作者:マイケル・ハートランド
内容:「BOOK」データベースより
 パキスタンの核科学者ナジムがひそかに西側へ接触してきた。 英国情報部の長官ネアンは彼を操ってパキスタンの核兵器計画を探るべく、かつて部下だった美貌の女性サラを彼に接近させる。 ナジムは徐々にサラに魅了されていき、一方サラも彼に心惹かれていった。 が、ゴルバチョフ放逐を図るソ連軍幹部の密謀が渦く中、やがてサラたちは死の縁に追いやられた。 『第3の裏切り』の俊英が現実の国際情勢をもとに描く会心のスパイ小説

メモ:
 マイケル・ハートランドの英国情報部の副長官から長官に昇進したデイヴィッド・ネアンのシリーズ4作目。
 パキスタンがどこまで核兵器計画を進めているか探るべく、前作で英国情報部を辞めたサラ・ケーブルが再登場して物語は進む。
 サラをある意味レッド・スパローの役をさせるネアン。 情報機関は昔から美人局も得意としていたから、スパイ小説にはよく登場するお話。
 サラは身長180cmに届くかという長身なんだけどねぇ...。
 ところで、この作品に初めて見る四字熟語が出てきた。 「切歯扼腕」。
 なんとなく読みはわかるけど、正確な意味がわからなかったんで調べたら「 怒り、悔しさ、無念さなどの気持ちから、歯ぎしりをし腕を強く握り締めること」だそう。
 なるほどね~。