作品:プレイボーイ・スパイ2 創元推理文庫 1969
作者:ハドリー・チェイス
内容:「BOOK」データベースより
 記憶喪失になった入墨のある金髪美人がパリで発見された。 ところが、CIAが彼女を中国のミサイル学者の情婦らしいとつきとめたときには、ソ連の腕ききスパイもパリに集まっていた。 中国スパイも彼女の口を封じるために暗躍しはじめていた。女をめぐる三つ巴のスパイ戦で、逆転反転の末に勝利を収めたスパイが・・・・・・最後までドンデン返しの続くハドリー・チェイスのスパイ・シリーズ第二作は、第一作につづいてパリの一匹狼はスパイ マーク・ガーランドが活躍する。


メモ:
 作品に登場する人物は基本変わっていなくて、キャラクターも確立されていて、安心して読むことができる。
 マーク・ガーラントというスパイが主人公で、「金と女には目のないパリのアメリカ人下っ端スパイ」であり、自分自身のことしか考えない自己中心的な人物として描かれている。
 作品名は “ you have yourself a deal ” なのに、なぜ「プレイボーイ・スパイ」という日本語タイトルにしたのかは理解に苦しむのは前回に続く。

 1969年初版、手元にあるのが1977年の11版。
 この作者の作品に共通するのが、結末に哀愁が漂うことと、刹那的なところだろうか?
 何度読み返してみても、今読んでもお気に入りの作品。