作品:ブラッド・ブラザー 文春文庫 2011
 作者:ジャック・カーリイ 
 内容:「BOOK」データベースより
  きわめて知的で魅力的な青年ジェレミー。 僕の兄にして連続殺人犯。彼が施設を脱走してニューヨークに潜伏、殺人を犯したという。 連続する惨殺事件。ジェレミーがひそかに進行させる犯罪計画の真の目的とは? 強烈なサスペンスに巧妙な騙しと細密な伏線を仕込んだ才人カーリイの最高傑作。
 
メモ:
  アラバマ州モビール市警のカーソン・ライダー刑事のシリーズ第4作目。
 3作目からまた路線を戻して、兄貴を登場させてるのは、評判が良くなかったからだろうか?
 兄の強烈なキャラクターがどのように形成されていくのかが解き明かされる作品。
 ところで、内容で「施設を脱走してニューヨークに潜伏」とあるが、脱走したなら大騒ぎになるはずだが、プロローグではそうはなっていない。 どうでもいい話だが。
 この路線の方が売れるんだろうね。