作品:刑事ファビアン・リスク 顔のない男 ハーパーBOOKS 2016
作者:ステファン・アーンヘム
内容:「BOOK」データベースより
 休日の教室で両手を切断された男の死体が見つかった。 傍らには男の写る30年近く前のクラス写真が残され、時を置かず別のクラスメートも凄惨な死を遂げる。 容疑者はかつてクラスで壮絶ないじめを受けていた人物。 数年前、その足取りは忽然と消えていた。 一人また一人と犠牲者が増えるなか、自らも同級生である担当刑事リスクは恐るべき罠に嵌っていき―。 本年度最注目の北欧ミステリー!

メモ:
 スウェーデンの作者。 
 北欧の作品は、暗い印象があるけれど、まあ同様な印象がある。
 また、アウトローというか、個人プレイに走る刑事ものが支持されるのか、こちらも同様。
 復讐がテーマの物語。 うまく前半は読者をミス・リードして本物の犯人を隠したところなどはなかなか面白い。