作品:秋の城に死す 上・下 創元推理文庫 2015
作者:モンス・カッレントフト
内容:「BOOK」データベースより
 長年伯爵家が所有していたスコーグソー城。 それを買い取った弁護士ピエテションが殺害された。 被害者は幼い頃からこの土地で育ち、貧しい出自にもかかわらず評判の天才児だったらしい。 警察の捜査線上に浮かんだのは、領地を売る羽目になった伯爵とその息子と娘。だが、被害者は海外に逃亡中の詐欺師とも取引があったらしい。 恨みか金か。 古城での殺人に女性刑事モーリンが挑む。

 詐欺師を追ってテネリフェ島に飛んだモーリン。 だが、相手は古狸、思うような成果は得られない。 一方伯爵家の三人は、領地の売却は納得の上だと言い張るが、どうやら本心ではなさそうだ。 それに加えて、被害者が若い頃、伯爵家のパーティーの帰りに、悲惨な交通事故に遭っていたことが判明。 伯爵家と被害者の関係は? 女性刑事モーリンは、真実にたどり着くことができるのか。

メモ:
 リンショーピン市警・犯罪捜査課のモーリン・フォシュ刑事のシリーズ3作目。
 2作目で事件に娘が巻き込まれたことから、別れた夫とよりを戻して3人で暮らし始めるも、主人公の性格ゆえ家族との人間関係が築けずに、アルコールに逃避するものの、事件解決に向かうというハチャメチャな物語。
 事件の結末も、物語の結末もなんとも救われない。
 やと、この主人公の作品が終わった。 まるで修行のようだたな。