作品:エンドレス・ゲーム 上・下 サンケイ文庫 1987
 作者:ブライアン・フォーブス 
 内容:「BOOK」データベースより
  ロンドンの老人ホームでひとりの婦人が殺害された。 MI6の諜報部員ヒルズデンは事件を知って驚く。 彼女はかつてオーストリア支局の同僚で、しかも恋人でもあったのだ。 10年前ベルリンで消息を断ち、4年前モスクワから廃人同様で送還されてきた婦人だ。 今になってなぜ彼女が殺されたのか!? ヒルズデンは調査を開始する。 その直後、今度は内務大臣の車が爆破、運転手が死亡した。 二つの事件に関連はあるのか? 手懸り皆無のままヒルズデンの調査は続く。

  大英帝国には瓦解の地鳴りが高まりつつあった。〈常かわらぬ邪悪〉を自らの信念とするヒルズデンが手懸りを求めて選んだのは、ソ連への擬装亡命だった。 職場、家庭、全ての係累を断った彼は〈接触〉を待つ。そして、ついに〈接触〉が訪れた…。 舞台をロンドン、スイス、オーストリア、カリフォルニア、ブラジル、モスクワへと転じながら、物語は次弟に戦慄の度合を高めてゆき、スパイ小説史上空前のクライマックスへと突入する。

メモ:
 この作者の作品は、1年ほど前に「遠い女」という作品を読んでいた。
 まったく記憶にないが「なんともしょうもない物語」と酷評してる。
 そしてこの作品は英国情報部MI6の諜報部員のヒルズデンが主人公のスパイ小説。
 10年前にかつての同僚で恋人のキャロラインが単身で東側に潜入するも、早々に捕まり、拷問の末に廃人のような状態で帰国、その後は老人ホームで暮らしていた。
 ヒルズデンは変わり果てた姿を見たくなくて、一度も老人ホームへは訪ねていなかったが、10年後に死亡したことを新聞記事で知り、その死に疑問を抱き、調べ始める。
 その後殺害であることを知って、その謎を解明しようとして、最後は「スパイ小説史上空前のクライマックスへと突入する。」することになるとあるが、他のスパイ小説でも読んだことのあるような展開に。
 この作品で完結していなくて、次の作品となる「トワイライト・ゲーム」 へ物語は続く。