作品:ナジャを追え 扶桑社ミステリー文庫 1988
作者:ジュリアン・J・サヴァリン
内容:「BOOK」データベースより
 金さえ出せば、どこの国家、どこの組織のためにも働くという天才テロリスト・ナジャ。 「ナジャ」とはフランス語でコブラのこと。 しかしその正体はだれもしらない。 イギリス情報部はナジャの正体をつかもうと罠を仕掛けた。 そのナジャを追うために起用されたのが元情報部員のカメラマン、ガラハーだった。 アウディ・クアトロを駆る男、ゴードン・ガラハー、34歳。 ある湖で起きた怪死事件を捜査してほしい、という情報部の依頼を断わった彼は、女友達リアノンと共に謎の銃撃者に狙われる。 パーティでガラハーを誘惑する美女、クアトロを追うレンジ・ローヴァーとのカーチェイス。 そして、湖底に眠る秘密兵器を追って、ついにナジャが対決を仕掛けてきた―。 理性的でニヒル、しかし人間味を失わない英国スパイ・アクションのニュー・ヒーロー、ゴードン・ガラハーの活躍。

メモ:
 この作者の翻訳作品は、攻撃ヘリの作品が3作、空軍の作品が1作と空に関する作品が多い中、地上のスパイものと異色な作品ということになるか。
 スパイ・アクションの部分はいいが、色事の部分も多くて、そこはいらないかな。