身延線・善光寺駅で乗車する予定の電車待ちで時間が少しあり、ガード横にある製麺所併設の立ち喰いそば屋の奈良屋に何年かぶり?に寄ってみた。
 夕方だったこともあってか、先客はなし。
 ガラガラとガラスサッシを開け、左手の壁のメニューを見ると、天ぷらそば 300円だった。
 記憶してる値段は 230円くらいだったが、ずいぶんと前のことだし、消費税が上がったているから当然といえば当然だね。
 天そばをコール。 こちらの店は、丼と引き換えにお金を支払うスタイル。
 店の右側に生麺などを置いている冷蔵庫があるので確認すると、生そば2人前が 180円、なべ焼きうどんが 250円だったかな?あとは中華麺やつゆなども売られてる。
 ちなみに麺の販売は 9:00~だったような気がする。

 お店は、2代目になるかと思うけど、店主一人の賄い。
 自分自身も同様だろうが、久々に見る店主は若いころの恰幅の良さは控えめにそれなりになり、年齢を重ねた印象となっていた。
 そして、提供された丼を見て、以前と違って小さく見えていてちとショック。
 昔の丼は自宅で使ってるのに似た感じのこんなのだった気がする。
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 写真はないけど、実際の奈良屋さんの丼は黒っぽくて直径がだいぶ短く、若干高さがあるものに変更されてた。
 七味を振りかけて、つゆを一口。 なんだか懐かしい感じ。 だしも程よく効いてる。
 麺を啜ると、昔はもっと柔かった気がするけど、柔いけ柔すぎない、どしなやかな印象を受けた。
 天は、ペラいのだけど、これも懐かしい味わいで、食べ進めるにつけとろけていき、つゆにコクがくわわりいい感じ。
 麺の量もたぶん変わっていないだろうし、つゆもあまり変わっていないような気がする。
 見た目と違って、個人的には十分満足。 カメラ持ってきてりゃ良かったな~。
 つゆを飲み干して、ごちそさん。
 久々に、なんだか立ち喰いらしい立ち喰いそばを食べた気がするな。
 やぱ、製麺所併設の立ち喰いそば屋は貴重だな。