作品:モズリー卿の領収証 サンケイ文庫 1987
作者:ケネス・ロイス
内容:「BOOK」データベースより
 元ロンドン警視庁警視正が自宅の風呂場で二人組の男に殺された。 だが、新聞には事故死と報じられる。父親の死に疑問を抱いた娘は、警官仲間だったブルマンに調査を依頼した。 元盗人のスコツトを巻きこみブルマン警視の捜査がはじまる。 謎の文書の行方を追ってスコットは囮となって刑務所へ。 ブルマンは辞職願いを上司にたたきつける。『クリプト・マン』の著者ロイスが、おなじみの刑事と元盗人の名コンビを駆って、腐敗した大英帝国の謀略に迫る!

メモ:
 主人公は元盗っ人で、時々英国情報部の仕事もしていたという、ウイリー・スコットシリーズの2作目。
 途中経過に比べて、落ちがしょぼい印象。
 ともあれ、作風自体は悪くない。