作品:夜が終わる場所 扶桑社ミステリー文庫 2000
作品:クレイグ・ホールデン
内容:「BOOK」データベースより
 アメリカ中西部の小都市の朝。 警官のマックスとバンクがデニーズで変わりばえのしない朝食を待っていた。 その時、警察無線が少女の失踪を報じた。 夜勤明けの二人は招集に応じる義務はなかったが、バンクはマックスを引っ張るように少女の家に向かい、母親の前で号泣した。 マックスには解っていた。 バンクの娘も七年前に失踪していたのだ。だが、バンクの涙にはもっと深い意味があったのだ。 二件の失踪事件は複雑に呼応し、警くべき真相に到達することになる。 『ラスト・サンクチュアリ』の著者が放つ重厚な警察小説。

メモ:
 作品の評価を読むと翻訳が酷いということが2件ほどあったが、その部分はそれほど気にならなかった。
 それ以前に、物語的には悪くはないものの、性的虐待が絡んだ話で、暗澹たる気分になり、また読みたい作品ではないかな。
 もう1作買ってあるんだよな~。