作品:暗号名ウッドカッター 文春文庫 1981
作者:ケネス・ロイス 
内容:「BOOK」データベースより
 ロンドンにある専門病院の7階特別病棟を、5人の男が占拠し、入院中の老貴族を人質に100万ポンドを要求した。 一瞬、ロンドン警視庁特捜部長は蒼白になった。 同じ病棟に世界的なVIPが極秘裏に入院しているのだ。 犯人はそれに気づくだろうか? 暗号名をウッドカッターというVIPの安全は・・・・・・スリルに満ちたサスペンス長篇。

メモ:
 病院を占拠し、身代金を要求するというのは初めて読むような気がする。
 銀行に立てこもるのと同じくらい、逃走することが難しそうなので。
 犯人の5人の男それぞれの目的が異なっていて、特に主犯格の男の物語がこの作品を面白くしているかと。
 とりあえず、ケネス・ロイス作品はこれでおしまい。