作品:消えたAWACS(エイワックス)機 新潮文庫 1988
作者:ジョン・トレンヘイル
内容:「BOOK」データベースより
 アメリカ空軍の誇る早期空中警戒管制機AWACSがソ連によって強奪された。 西側への亡命を望むKGB第1管理本部長ポーヴィンの支援を得て、CIAの工作員は奪われた機体を破壊すべくただちにシベリアへ向かう。 だが厳重な警戒網に彼らは1人、また1人と倒れ、ポーヴィンにもKGBの手が…。 ハイテク兵器をめぐる熾烈な戦いをスリリングに描くスパイ・アクション。

メモ:
 「偽装亡命者キリル」の続編にあたる作品だった。 登場人物もかなり重なっている。
 前作で生き残ったKGB内部のもぐらにより、AWACSの強奪の情報がもたらされたことから物語が始まる。
 潜入と追跡、敵味方が入り乱れて最後のクライマックスに向かう。
 がなかなか面白かったな。