作品:マイクル・ワイマンの逆襲 サンケイ文庫 1987
作者:ボブ・クック 
内容:「BOOK」データベースより
 マイクル・ワイマンは56歳の哲学博士。 表向きは大学の学監だが、本職は英国情報部MI6の職員 ー だが、政府の支出削減で双方の職を失うはめになった。 折も折、東ドイツ領内で英国のスパイが射殺された。 英国情報部内部に東側の「モグラ」がいるらしい。 東ドイツの某高官は200万ポンドでワイマンに「モグラ」の正体を明かすという…。 政府は動転、CIA、KGBも介入してきた。 新鋭ボブ・クックが放つ熱年情報部員、マイクル・ワイマンの痛快大冒険!

メモ:
 56歳の現場の情報部員という設定が珍しい。
 別れた妻と子供がいて、養育費を払っている一方で、恋人と暮らしているが、その恋人が妊娠が判ったその日、30年務めた情報部をリストラされることに。
 とはいえ、紳士協定で大学の特別研究員に戻れるはずだったが、そちらもリストラされ、さらに年金までなしにされるという状況から物語が始まる。
 情報部に貢献してきたけれど、捨て駒にされるという扱いや、主人公の風貌、会話などから、フリーマントルの「消されかけた男」から始まるチャーリーのような印象を受ける。