作品:氷原の檻 ハヤカワ文庫 1975
作者:ダンカン・カイル 
内容:「BOOK」データベースより
 ふとしたことから医師エドワーズはCIA派遣の救出隊に加わった。 CIAは、エドワーズ含めた6人のプロフェッショナルに、グリーンランドの要塞にソ連のKGBが監禁中の科学者を救出せよと命じた。 科学者を要塞から救出し、大雪原の帰路を急ぐ彼らは猛吹雪に襲われた。 吹雪ので2人を失い、苦難に満ちた救出行を続けるエドワーズ達の前に突如ソ連のKGBが立ち塞がった・・・・・・!
 極北の原野で展開するCIA派遣の男達とソ連のKGBの壮絶な死闘! スリルとスピードあふれるタッチで描き、ポスト・マクリーンと評の高い期待の新鋭登場!

メモ:
 本作は作者の最初の作品。
 「ふとしたことから医師エドワーズはCIA派遣の救出隊に加わった。」というような単なる偶然ではないところから物語が発展する。
 「グリーンランドの要塞」を急襲して科学者を救出し、320kmという果てしない脱出行。
 初めて書いた冒険小説がこの作品ならその後の作品に期待が持てるというもの。