作品:運命の書 上・下 角川文庫 2010
作者:ブラッド・メルツァー(US)
内容:「BOOK」データベースより
 アメリカ合衆国大統領専門車を1発の銃弾がつらぬいた。 弾はからくも大統領の心臓をそれ、狙撃犯は逮捕されたが、側近のひとりが命を落とした。 その8年後。大統領補佐官のウェスは、仕事先のマレーシアで信じられないものを目にする。 あの日銃弾に倒れたはずの男が生きていたのだ! 男の行方を調査しはじめたウェスは、何者かに命を狙われはじめる…。 数々のベストセラーリスト第1位を獲得した超大作、ついに文庫化。

 狙撃犯のニコは、ある秘密を胸に時が満ちるのをまっていた。 脳裏にフラッシュバックする記憶。 そこにはコンパスと定規が組み合わされたフリーメイソンのマークが刻まれていた。 FBIとCIA、そしてシークレットサービスが入り乱れ、フリーメイソンの謎と、アメリカ第3代大統領ジェファーソンの残した暗号をめぐり、情報戦を繰り広げる。 アメリカの政治の暗部を鮮やかにえぐり出す迫力のノン・ストップ・サスペンス。

メモ:
 主人公はアメリカ合衆国大統領側近の若き下級補佐官のウェス。
 自信に満ち溢れ、前途洋々と思って仕事に全霊をかけていた矢先、大統領暗殺未遂事件が起きて...。
 と、あらすじはここまで。
 amazon の評価を見ると、酷評する人と、絶賛する人がいて、評価が別れる作品みたい。
 わりと面白いと思ったけどね。
 文庫がもう1作出てるから、買ってみましょ。