作品:陰謀と死 ハヤカワ文庫 1994
作者:マイクル・ディブディン(UK)
内容:「BOOK」データベースより
 サン・ピエトロ寺院のドームで、ミサの最中に一人の男が墜死を遂げた。 男の名はルスパンティ。 若くして家督を継いだ公爵だった。 自殺か、それとも他殺か? ヴァティカンの大司教に請われ、刑事警察のゼンは捜査を開始する。 だが、その直後に事件の目撃者がまたもや謎の死を…。 英国推理作家協会賞に二度輝き、英国ミステリの新旗手と謳われる著者の注目作。

メモ:
 内務省刑事警察の副警察本部長アウレーリオ・ゼンのシリーズ第3作目の作品。
 今回の事件の舞台はヴァチカン。 アン・タッチャブルなヴァチカン。
 少し前にヴァチカンのスキャンダルに絡んだ作品を読んだ気がするが、すっかり忘れてる。
 第2作目の印象が良かっただけに、今回の作品はいまいちな印象。
 主人公が恋人との関係を維持するために悪徳警官になろうとしたりして。
 勝手な思い込みなんだけど、なんだか人物像と違う気がして。
 とりあえず、追加購入は見合わせだな。