いつも行くスーパーが休みだったため、普段は家から離れているから、あまり行かないスーパーに出掛けた。
 相方は総菜や弁当のコーナーを行ったり来たり。

 寒くなってきたので、オイラは輸入ワインのコーナーで、1000円以内で、少しお年を召した安旨な赤ワインはないかと物色。
 そんな中見つけた1本。
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 原産地呼称は、初めてお目にかかるDO ウティエル・レケーナというスペイン産のもの。
 2007年のヴィンテージ、しかもグラン・レゼルバで1000円しない。 安!
 Faustino Rivero Ulecia Gran Reserva 2007(Spain, DO Utiel Requena)というワイン。
 思わず3本手にした。

 DO ウティエル・レケーナは、スペイン東部、バレンシア州のDOだそうで、地中海から約70kmほど入ったところだそう。
 このDOを名乗るには、地品種のボバルというブドウを70%以上使う必要があるそう。
 ボバルは聞いたことなかったな。
 買ったワインはテンプラニーリョを加えているとのこと。
 エチケットにもちゃんと書いてあるね。 スルーしてた。
 スペインの赤ワインの代表する品種といえば、テンプラニーリョだけど、それを脇役に添えるところが面白いね。
 地品種があるということは、商業的にもとても大切。

 さて、13年経過したワインはいかに。
 色はほんの少しオレンジに傾いた綺麗なガーネット色。
 香りは、少し枯れた印象が残る。
 味わいは、とてもクリアーで、タンニンはこなれていて柔らかなな印象。
 ワインのことを調べたのは呑んだ後だったので、テンプラニーリョのワインだと勝手に思い込んで呑んだら、ちょっと違う印象だな~と感じてたのは品種が違ったからだったのね。
 とてもCP高いワイン。 良い買い物でした。