作品:もつれ 小学館文庫 2018
作者:ジグムント・ミウォシェフスキ(PL)
内容:「BOOK」データベースより
 ワルシャワ市内の教会で、右眼に焼き串を突かれ男が死んだ。 容疑者は、彼と共にグループセラピーに参加していた男女四人。 検察官シャツキは早速捜査を進めるが、調べれば調べるほど事件は混迷し、一方で夫婦関係に閉塞感を抱いていた彼は若い女性記者に惹かれ、罪悪感と欲望との挟間で悶々とする。 やがて、被害者の遺品から過去のある事件に気づくシャツキ。 真実に手が届こうとしたその時、衝撃の事態が起こる…。 日本のミステリーファンを唸らせたポーランドの怪作『怒り』、本作はその「シャツキ三部作」の第一作。

メモ:
 小学館の刊行した順番が、三部作の最後の作品からという売り出し方に気付かずに、第三作目から読んだために、主人公やその家族、また、描かれているポーランドの陰鬱な情景や環境がオイラに影響を及ぼしたのか、この作者の第一作目の本作を読み始めて、数頁もしないうちに読む気が失せてしまい、放り出した。
 欧米では「ポーランドのピエール・ルメートル」と大絶賛された作家らしいが、P・ルメートルの作品は「その女アレックス」を読んで、「次はないな」とコメントがあるとおり、救いがない作品はやりきれなくて、読む気が失せるんだよね。