オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

A・ホール

アダム・ホール 英国情報部員クィラー・シリーズ

~ アダム・ホール 英国情報部員クィラー・シリーズ ~

 翻訳されてる作品は、次のとおり。
  ① 不死鳥を倒せ(The Berlin Memorandum, 1965年) ハヤカワ文庫 1976年
  ② 第9指令(The 9th Directive, 1966年) ハヤカワ文庫 1982年
  ③ ストライカー破壊計画を追え(The Striker Portfolio, 1968年)
                                  ハヤカワ文庫 1981年
  ④ 暗号指令タンゴ(The Tango Briefing, 1973年) ハヤカワ文庫 1981年
  ⑤ ミグ戦闘機突入せよ(The Sinkiang Executive, 1978年)
                                 ハヤカワ文庫 1982年
  ⑥ さそりはモスクワに潜入した(The Scorpion Signal, 1979年) 
                                 ハヤカワ文庫 1980年
  ⑦ 北京暗殺団をつぶせ(The Peking Target, 1981年) ハヤカワ文庫 1983年
  ⑧ ノースライト諜報作戦(Quiller/Northlight, 1985年) 徳間庫 1988年
  ⑨ ケシ畑で死ね!(Quiller's Run, 1988年) 徳間文庫 1989年
  ⑩ 暗殺!ゴルバチョフ(Quiller KGB, 1989年) 徳間文庫 1991年

 冷戦時代のスパイ・ストーリー。
 英国情報部の一匹狼の工作員の物語。
 バック・アップは足手まといになるからと、常に活動は一人で行う。 ただ、現地での連絡員は信用できるフェリスを希望する。
 そして、拳銃といった火器の携帯を嫌い、空手などの格闘技だけで銃を持つ相手と対峙する。
 ヘリも戦闘機も操縦するという、小説の中でしか考えられないようなスキルを持つ工作員。
 あらためて読み直してみると、スパイ・ストーリーとしても出来が良く、現場の工作員に知らされる情報と、上層部の本当の目的・思惑がしだいに明らかになっていくのが面白く、以前読んだ時よりも気に入った。

暗殺!ゴルバチョフ

 作品:暗殺!ゴルバチョフ 徳間文庫

 作者:アダム・ホール

 内容:「BOOK」データベースより
  東西ドイツ統一前夜の東ベルリンにゴルバチョフ書記長(当時)が
 やって来るという。だがイギリスの一匹狼の工作員、ホルスト・フォル
 パーが反ゴルバチョフ派に雇われて、書記長を暗殺せんと待機する。
 英国情報部員クィラーは宿敵KGBと組んで、フォルパーを発見しよう
 とするが、手がかりとなる男たちは次々と殺されていく―。 孤独と焦
 燥、哀愁とスリルの中で闘うスパイの姿を描いた傑作長篇。

 メモ:
  今回の作品で、邦訳は終わり。内容的に敵国と協調して任務を遂
 行する物語は、あまり馴染めないものの、一連の作品の中で、異色
 というわけでもない。 次は誰の作品を読むか悩ましい。

ケシ畑で死ね!

 作品:ケシ畑で死ね! 徳間文庫

 作者:アダム・ホール

 内容:「BOOK」データベースより
  冷酷非情な作戦本部を辞めたクィラーは、酒場で廃人同様となっ
 た元同僚と出会い、彼の仕事を肩代わりする。それは東南アジアで
 麻薬の女王として君臨するスー・ウーリンを暗殺する指令だった。シ
 ンガポールからタイのジャングル、そしてベトナムへと飛びながらスー
 の暗殺団と孤立無援の闘いを展開するが・・・・・・。意外な結末とあ
 ふれる緊張感、英国情報部の腕きき工作員クィラーの頭脳プレイを
 描くシリーズ最新作。

 メモ:
  英国情報部を辞めて、何もすることがなく、そんな時に酒場で昔の
 仲間に出会って~、なよくある話で、白イタチは所詮白イタチのまま、
 危険に飛び込まないといられない。
  今作だったか、前作だったか、途中で「食物は生命の祝福であり、
 他人と分け合って然るべきものである」というくだりがあったが、なる
 ほどと思った。
 英国情報部員クィラー・シリーズあと1作。


ノースライト諜報作戦

 作品:ノースライト諜報作戦 徳間文庫
 
 作者:アダム ホール

 内容:「BOOK」データベースより
  米国の原子力潜水艦セタセアが、ソ連海軍に撃沈された。この事件
 で二カ月後に迫った米ソ首脳会談の実現が危うくなった。事件の鍵を
 握る英国のスパイ、カラソフを国外脱出させるため、英国“作戦本部”
 の秘密工作員クィラーが送り込まれることになった。だが、KGBの待
 ち伏せによってカラソフは死亡。事件の背後には、英ソ間で仕組まれ
 た“取引”があった・・・・・・。好評クィラー・シリーズ。本邦初訳。

 メモ:
  このシリーズも残り2作となってしまった。 酒も飲まない、拳銃も持
 たない、でもスーパーマンのような活躍をする主人公は何か気に入っ
 てしまった。

北京暗殺団をつぶせ

 作品:北京暗殺団をつぶせ ハヤカワ・ミステリ文庫

 作者:アダム・ホール

 内容:「BOOK」データベースより
  英国情報部員をロンドンまで追跡して殺した命知らずの暗殺者-
 クィラーはその招待を暴くよう指令を受け、わずかな手掛かりから北
 京へ飛んだ。彼は外相随行員として中国首相の争議に出席したが、
 その席上、外相が爆死を遂げ、クィラーに殺人機械のような中国人た
 ちが襲いかかった。からくも死の罠を脱出した彼は地下に潜り、つい
 に暗殺団の首領を突き止めた。首領の本拠地を求め、ひそかに韓国
 に潜入したクィラーが明らかにした中国をめぐる国際的な陰謀とは?
 熾烈な情報戦の続く極東に単身潜入したクィラーの活躍を描くシリー
 ズ第7弾!

 メモ:
  相変わらずスーパーマンな活躍をする主人公。今回はソ連製のヘリ
 コプター・ミルも操縦してる。 お次は何操縦する?

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