オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

M・コナリー

エコー・パーク 〈上・下〉 マイクル・コナリー

 作品:エコー・パーク 〈上・下〉 講談社文庫 2010

 作者:マイクル・コナリー

 内容:「BOOK」データベースより
  元・ロス市警刑事の私立探偵ボッシュは、仕事仲間だった友の不審
 死のロサンジェルスのエコー・パーク地区で、女性二人のバラバラ死
 体を車に乗せていた男が逮捕された。 容疑者は司法取引を申し出
 て、死刑免除を条件に過去九件の殺人も自供するという。男の口か
 ら語られるおぞましき犯罪。その中に未解決事件班のボッシュが長
 年追い続ける、若い女性の失踪事件も含まれていた。

  ボッシュが探り続ける未解決事件は、ホシとにらむ男とは別人が自
 供した。初動捜査のミスも浮上し、苦悶するボッシュ。 さらにパート
 ナーのライダー刑事に悲劇が襲う。事件が急展開を見せるなか、自
 宅待機を命じられた彼はFBI捜査官レイチェルとともに動き出すが…
 警察小説の頂点に君臨する傑作シリーズ。


 メモ:
  なんとなく末期に近づいているような印象を受けた作品。色々な出
 演者が出てくるのはいいのだけれど、どこに向かおうとしているのか
 がよくわからない。また、もう出てこないと思っていた、
FBIのレイチェ
 ルが出てきたりと。
  ついつい新しい作品を発注したのは正しかった
 のかと悩んでしまう。

終決者たち 〈上・下〉 マイクル・コナリー

 作品:終決者たち 〈上・下〉 講談社文庫 2007

 作者:マイクル・コナリー

 内容:「BOOK」データベースより
  3年間の私立探偵稼業を経てロス市警へ復職したボッシュ。エリー
 ト部署である未解決事件班に配属された彼は、17年前に起きた少
 女殺人事件の再捜査にあたる。調べを進めるうち、当時の市警上層
 部からの圧力で迷宮入りとなっていた事実が判明。意外な背後関係
 を見せる難事件にボッシュはどう立ち向かうのか。

  ボッシュと相棒のライダー刑事は、少女殺人事件に関与していると
 思しき人物を突きとめる。マスコミに捜査状況を流すことで、ふたりは
 容疑者の動きを探る作戦に出るが…。難航する捜査、さらに警察内
 部から高まる批判。ボッシュに逆転の一手はあるか。現代ミステリー
 界の旗手が描く、警察小説の到達点。

 メモ:
  警察に復帰したボッシュ。
未解決事件班というのはエリート部署な
 んだ?古い事件を解決するより、現在を扱う作品の方が好み。

天使と罪の街 〈上・下〉 マイクル・コナリー

 作品:天使と罪の街 〈上・下〉 講談社文庫 2006

 作者:マイクル・コナリー

 内容:「BOOK」データベースより
  元・ロス市警刑事の私立探偵ボッシュは、仕事仲間だった友の不審
 死の真相究明のため調査を開始する。その頃ネヴァダ州の砂漠では
 多数の埋められた他殺体が見つかり、左遷中のFBI捜査官レイチェ
 ルが現地に召致された。これは連続猟奇殺人犯、“詩人(ポエット)”の
 仕業なのか?そしてボッシュが行き着いた先には……。

  私立探偵ボッシュとFBI捜査官レイチェルは“詩人(ポエット)”こと連
 続殺人犯の跡を追う。ラスヴェガス、ネヴァダ州の売春街、そしてロ
 サンジェルス。追っ手をあざ笑うかのように捜査を撹乱する犯人。用
 意周到に計画された、その恐るべき企みとは? 現代ハードボイルド
 の第一人者コナリーが描く壮大なサスペンス。

 メモ:
  ボッシュの探偵物語第2弾。「ザ・ポエット」を読んでから、この作品
 に移ったのは正解。背景や人物などを理解していて
読んだ方が、よ
 り楽しめると思う。
「ザ・ポエット」の主人公が出てこないのが不可解な
 印象を受けたが、
物語には必要なかったということでしょう。やっぱ、
 ボッ シュに探偵は似合わないな。

暗く聖なる夜 上・下 マイクル・コナリー

 作品:暗く聖なる夜 上・下 講談社文庫 2003

 作者:マイクル・コナリー

 内容:「BOOK」データベースより
  ハリウッド署の刑事を退職し、私立探偵となったボッシュには、どうし
 ても心残りな未解決事件があった。ある若い女性の殺人と、その捜査
 中目の前で映画のロケ現場から奪われた200万ドル強盗。独自に
 捜査することを決心した途端にかかる大きな圧力、妨害…事件の裏
 にはいったい何が隠されているのか。

  ロス市警のみならず、FBIからも激しい妨害と警告を受けるボッシュ。
 孤独な捜査を進める彼に貴重なヒントを与えてくれたのは、今は全身
 不随の身となった元刑事のクロスだった。が、その身辺にも危険が迫
 り…。たくさんのもつれた糸が絡み合い、人の心の闇を炙り出す!現代
 ハードボイルドの最高峰。
  
 メモ:
  内容のとおり、前作で警察を辞めたボッシュ。戻りたかったロス市警
 への異動を蹴って辞めたのも釈然としないが、私立探偵となったのも
 釈然としない。とはいえ他に仕事があるとも思えず、致し方ない。そ
 れにしても私立探偵が事件を解決するというのは現実離れしている。
 警察という組織でないと、捜査~証拠固めして起訴という流れができ
 るが、私立探偵が事件を解決するというのは現実は無理かな。 いつ
 も救われないこのシリーズの中で、最後に救いがあるのが異色。

シティ・オブ・ボーンズ マイクル・コナリー

 作品:シティ・オブ・ボーンズ 早川書房 2002

 作者:マイクル・コナリー

 内容:「BOOK」データベースより
  丘陵地帯の奥深く、犬が咥えてきたのは少年の骨だった―20年前
 に殺された少年の無念をはらすべく、ハリウッド署の刑事ハリー・ボッ
 シュは調査を始めた。まもなくボッシュは現場付近に住む児童性愛者
 の男に辿りつくが、男は無実を訴えて自殺を遂げる。手掛かりのない
 状況にボッシュは窮地にたたされ…深い哀しみを知る刑事ボッシュが
 汚れきった街の犯罪に挑む。ハードボイルド界屈指のベストセラー作
 家が放つ感動作。

 メモ:
  ボッシュのシリーズで、講談社文庫に挟まれて早川書房のものがな
 ぜか1作紛れている。 古い骨の発見から物語は始まるが、2転3転
 して結末に辿りつく。 最後に、この結末かな?というのは何ともなん
 とも。 いずれにせよ、ひとつの区切りがつく作品となっている。

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