作品:宿敵 上・下 講談社文庫 2021
作者:リー・チャイルド(UK)
内容:「BOOK」データベースより
十年前に息の根を止めたはずの悪党をボストンで目撃したリーチャー。 司法省麻薬取締局の捜査官たちから非公式に協力を求められたこともあり、オリエンタルラグの輸入商・ベックの大邸宅で手がかりを追う。 先に潜入した女性捜査官は消息を絶っていた − 窮地が続き、緊迫感に満ちたアクションッサスペンス!
三方を灰色の海に囲まれた大邸宅で、過酷な潜入捜査を続けるリーチャー。 十年前、部下を襲った「悲劇」が今も脳裏に蘇ってくる。 死の淵から帰ってきた宿敵との対決、生死を分けたのは何か。 怜悧な推理力、肌が粟立つサスペンス、先の読めない巧緻なプロットで読み手の期待に応える、至高のアクション小説!
メモ:
この作品は、元米陸軍憲兵隊員ジャック・リーチャー シリーズの翻訳14作目の作品、講談社が翻訳作品の刊行順番をどのように決めているのか分からないが、原作は7作目の作品。
主人公が10年前に殺したはずの男と、放浪先で偶然すれ違い、その真偽を確認するため陸軍の知人のところに連絡を取ると、司法省麻薬取締局 = DEAの捜査官がやってきて、潜入捜査を持ちかけられる。
このあと2作翻訳されているものの、こちらも原作は10作・11作と少し前の作品となっている。