オッさんの備忘録 (ぐだぐだな日々)

一日一麺・アル中ハイマのおッさんの備忘録 読んだ小説や食べたものなどをメモします

C.フォーブス

コリン・フォーブス

 新しい小説が手元にない状態が続き、手持ちの小説を読み直している今日この頃。
 コリン・フォーブス作品をもう一度整理してみましょ。

 『氷雪のゼルヴォス』 The Heights of Zervos (1970) 創元推理文庫 1983
 『パレルモ潜行作戦』 The Palermo Affair (1972) ハヤカワノヴェルズ 1979
 『氷島基地脱出!』 Target Five (1973) ハヤカワノヴェルズ 1980
 『黄金猿の年』 Year of the Golden Ape (1974) 創元推理文庫 1981
 『オイル・タンカー強奪!』translator 創元推理文庫 1983
 『石の豹』 The Stome Leopard (1975) ハヤカワノヴェルズ 1981
 『アバランチ・エクスプレス』 Avalanche Express (1976) ハヤカワノヴェルズ 1979

〇ツイード&ニューマン
 『ターミナル計画を潰せ』 Terminal (1984) 集英社文庫 1988
 『顔のない亡命者』 Cover Story (1985) 扶桑社ミステリー文庫 1988
 『ヤヌスの顔』 The Janus Man (1987) 扶桑社ミステリー文庫 1988
 『デッドロック』 Deadlock (1988) 扶桑社ミステリー文庫 1989
 『グリーク・キイ』 The Greek Key (1989) 扶桑社ミステリー文庫 1990
 『ショックウェイブ』 Shockwave (1990) 扶桑社ミステリー文庫 1991
 『崩壊の序曲』 Whirlpool (1991) 扶桑社ミステリー文庫 1992
 『マレンゴ作戦発動す』 Cross of Fire (1992) 扶桑社ミステリー文庫 1993

 この作者の作品は、単行本を除きほぼほぼ持ってるかな。
 なんといっても、ツイード&ニューマンのシリーズがやはり面白いかと。

石の豹 コリン・フォーブス

作品: 石の豹 ハヤカワ・ノヴェルズ 1981
作者:コリン・フォーブス
内容:「BOOK」データベースより
 ジスカール・デスタン後のフランスはフロリアン大統領のもと、いまや西ヨーロッパ随一の強力指導者となっていた。 “ドゴールを上回る残忍さ”と評される彼は、周囲の人間を威圧するその強烈な個性と激しい反米政策を駆使して権力の座を極めたのだった--そして大統領の訪ソを二週間後に控えたパリには、まことしやかにクーデターの噂が流れていた。 第二次大戦中、レジスタンスの闘士であった<豹>が政界中枢に潜入し、策動しているという。 そして、噂を裏づけるように大統領暗殺未遂事件が起こった! パリはにわかに緊張に被われ、警視総監は非常警戒体勢を宣言した・・・・・・。

メモ:
 未読だった『石の豹』、文庫だと思って買ったらソフトな単行本だった。 大きくて、重くて読みづらいんだよね単行本は。 しゃーないな。
 ツイード&ニューマンのシリーズが長かったから、違う作品で少し新鮮に感じる。
 コリン・フォーブスらしく、様々な国が舞台になって陰謀を暴くために主人公が奔走し、スピード感のある展開が飽きさせない。

 

コリン・フォーブス

 しばらく読み直していたのが、

 コリン・フォーブス Collin Forebes 1923年(イギリス)
  『氷雪のゼルヴォス』 The Heights of Zervos (1970) ⇒ 未読
  『パレルモ潜行作戦』 The Palermo Affair (1972) ⇒ 未読
  『氷島基地脱出!』 Target Five (1973) ⇒ 未読
  『黄金猿の年』 Year of the Golden Ape (1974) 創元推理文庫
  『石の豹』 The Stome Leopard (1975) 早川書房 ⇒ 未読
  『アバランチ・エクスプレス』 Avalanche Express (1976) ハヤカワ文庫
  『ターミナル計画を潰せ』 Terminal (1984) 集英社文庫
  『顔のない亡命者』 Cover Story (1985) 扶桑社ミステリー文庫
  『ヤヌスの顔』 The Janus Man (1987) 扶桑社ミステリー文庫
  『デッドロック』 Deadlock (1988) 扶桑社ミステリー文庫
  『グリーク・キイ』 The Greek Key (1989) 扶桑社ミステリー文庫
  『ショックウェイブ』 Shockwave (1990) 扶桑社ミステリー文庫
  『崩壊の序曲』 Whirlpool (1991) 扶桑社ミステリー文庫
  『マレンゴ作戦発動す』 Cross of Fire (1992) 扶桑社ミステリー文庫

 『ターミナル計画を潰せ』からだったか、ツイード&ニューマンのシリーズになってる。
 英情報部次長のツイード、国際ジャーナリストのニューマンが主人公となって危機的状況を回避する物語。
 なんとなく、ジャック・ヒギンズのファーガスン准将&ディロンの物語に似てるかなという気がする。
 未読だった『石の豹』を入手したので、そちらもUPしよう。


 

マレンゴ作戦発動す 上・下 コリン・フォーブス

作品: マレンゴ作戦発動す 上・下 扶桑社ミステリー文庫 1993
作者:コリン・フォーブス
 英国情報部のポーラは、友人のカリンとダニッチ沖に沈んだ村の海底探査におもむいた。 フランスで不穏な動きがあるというカリンの情報に関連してやって来たのだが、ウェットスーツの男たちに襲われ、カリンは殺害されてしまう。 一方、英国情報部次長ツイードがフランスに送り込んでいた部下も非業の死を遂げ、ドイツ警察から緊急面会の要請と合わせ、ツイードはヨーロッパ各地で起きつつある危険な情勢に懸念をつのらせる。 一連の異変の陰にはフランス乗っ取り企む陸軍第三司令官ドフォルジュ将軍の姿があった。

 ドフォルジュ将軍は第二のドゴールを目指す野心を秘めていた。彼れの狙いは国内に暴動とテロの嵐を巻き起こし、その隙に大統領の座を奪い取ることだ。 国粋主義の新興政党や謎の暗殺者カルマルらを使って、将軍は徐々に混乱の輪をフランス全土に広げつつあった。 ツイードはフランスやドイツの協力者とともに彼の野望を阻止せんと作戦を展開するが、ついにフランス大統領も殺害される。 将軍のパリ侵攻の時は、いまや刻々と近づきつつあった--冷戦終結後のヨーロッパを舞台に、フォーブスが描く傑作スパイ・サスペンス!

メモ:
 相変わらずあっちゃこっちゃで色んなことが起きる展開で、結末も予定調和で安心して読む事ができる。
 とりあえず、この作者の作品はこの作品でおしまい。 次に何を読むか悩む。 単発ものを購入したけど、どうすっかの?

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崩壊の序曲 上・下 コリン・フォーブス

作品:崩壊の序曲 上・下 扶桑社ミステリー文庫 1992
作者:コリン・フォーブス
内容:「BOOK」データベースより
 国際ジャーナリスト、ロバート・ニューマンの恋人サンディが、無残な形で殺された。 ニューマンはこの事件に、アメリカ最大の銀行インキュバス社が影を落としていると考え、調査を決意する。 いっぽう英国情報部次長ツイードは、インキュバス社の社長フランクリン・D・ホザーが新たに雇い入れようとしている“危険な専門家”について、CIAおよびKGBと協力して調べるよう首相から命じられる。 ソ連や東欧の旧秘密警察のメンバーが多数姿を消していたのだ。 共産主義崩壊の激動期、巨大ホザーが抱く野望とはなにか。

 いまや大統領をしのぐほどの権力を手中に収めたホザーは、混乱の極みにあるソ連と東欧を金の力で乗っ取ろうとしていた。 彼に雇われたテロリストたちは各地で破壊活動を起こし、世情不安をいっそうかきたてる。 フィンランドに飛んだツイードは、ホザーの陰謀に荷担しているソ連政治局の裏切り者“エンジェル”の正体にあたりをつけたが、ホザーはソ連国内での大規模な爆破活動を新たに指示、もはや一刻の猶予もならなくなった。 危機的情況を打破すべくツイードは、ニューマンや情報部の精鋭を率いてソ連国境に急行する。

メモ:
 
ニューマンの恋人が殺されたところこら物語は始まり、ソ連と東欧を乗っ取るという壮大な計画を立てているのが敵。
 現代ではハイテク化が進み、このようなチェイスになる前に、違う展開になるのが容易に想像できるものの、これはこれで執筆当時の最先端なんだろうな~と思って読むべし。
 この作者の作品も残り1作。 この週末で読みきってしまったら次はどうすればいい?オイラは。

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